AI(人工知能)に従って株を売買したら…
まずは以下の「投資結果」をご覧いただきたい。
これはあるAI(人工知能)に従って株式を売買してみた場合、どれくらい儲かったか、損をしたかを示したものである。
軍資金を1000万円として、昨年12月に一ヵ月間売買した場合のシミュレーション結果で、ひと月の利益は総額61万300円。
年率換算にすると、運用利回りはじつに「73.24%」である。
ヘッジファンドなど世界のプロ投資家たちも顔負けの高利回りを叩き出した――。
このAIはフィンテック企業・財産ネット社が運営する『Phantom株価予報AIエンジン』(https://phantom-ai.com/)なるもの。
本サイトでは毎週月曜日に『Phantom株価予報AIエンジン』が導き出す注目銘柄とその株価予測を紹介しているが、実際にその予測に従って株を売買したらどうなるのか――。今回はその結果を紹介しよう。
今回のシミュレーションにあたり、売買の前提条件は以下のように設定した。
◆個別銘柄への過度なbedはせず、3銘柄掲載の場合3分割の約300万円相当の株数を買い付ける
◆最長週内に手仕舞いする(引け成行注文)
そのうえで、『Phantom株価予報AIエンジン』が導き出す注目銘柄とその株価予測に基づいて、以下のように売買するルールとした。
◆トレンドは関係なく、目標株価(中心円)の下限以下から始まった場合は 買いスタート、上限以上から始まった場合は空売りスタートとなる
◆2営業日引けまでに1つ目の約定が成立していない場合は不参加とする。その場合も指値で300万円分の投資行為をしているため金額はほかに振らない
◆(買先行)1日目に買えた場合、当日は押し目買い下限で損切、目標株価上限で利益確定ラインとする
◆(売先行)1日目に空売りした場合、当日は目標株価下限で利確、吹き値売り上限で損切ラインとする
◆2営業日目以降は目標株価の上限下限が決済(利確、損切)ラインに変更
◆5営業日目(週最終日)約定目処が立たない場合、引け成行とする。
冒頭に示したのは、昨年12月に本サイトで取り上げた『Phantom株価予報AIエンジン』の注目銘柄(※以下参照)についてシミュレーションを実施した結果である。
12月10日掲載『スマホ決済『ペイペイ』効果で、株価が上がる「意外な会社」の名前』
12月17日掲載『ソフトバンクの新規上場に漂う暗雲…!「共倒れ」で大ピンチの可能性』
12月25日掲載『ソフトバンク・ショックの直撃で、株価が下がる「意外な会社」の名前』
ここで掲載した合計10銘柄を売買してところ、9勝1敗という結果になったわけだ。