こんにちは! 管理栄養士の北嶋佳奈です。
片手でさっと食べられて、お弁当にも便利な「おにぎり」は老若男女問わず人気ですね。私も最近、仕事でおにぎりを100レシピ(試作も入れるとその倍くらい?)作ったこともあって、今さらながら、おにぎりにハマっています。
いろんなおにぎりを握ってあらためて分かった「絶品のおにぎりを作るポイント」なんですが、
- 【形を整える程度の気持ちで握る】
- 【ごはんはいつもより硬めに炊く】
この2つを意識するだけで、ひと味違うおにぎりになりますよ!
前者は、キレイに握ろうとして、つい力を入れてギュッギュッと何度も握ってしまうおにぎり。ですが、力を入れずに形を整える程度の気持ちで3~4回握るだけで十分なんです。
後者は、いつもより水を1割ほど減らして少々硬めに炊くと、ごはんが潰れにくくなり、美味しいおにぎりになります。お米1合に対しておよそ水200mlなので、20mlくらい減らしてあげるイメージです。
そして今回は、おかずも一緒に食べられて、疲れた体にもうれしいおにぎりレシピもご紹介します。ごはんのおともやおつまみにもできる、「ピーマンふりかけ」をたっぷり混ぜ込んだおにぎりです。
栄養面の話をすると、ピーマンは意外にもビタミンCが多い野菜。抗酸化作用が強く老化防止を助けるビタミンCは、疲れやすい体には嬉しい栄養素です。加齢にともない細胞が衰えると免疫力も弱まるので、年齢を重ねるほど抗酸化物質は意識して取りたいもの。そんなビタミンC豊富なピーマンをたっぷり食べられるおにぎり、おすすめです!
北嶋佳奈の「ピーマンおにぎり」
【材料】(作りやすい分量・おにぎりおよそ8個分)
- ピーマン 4~5個
- ごはん およそ2合分
(A)
- 塩昆布 大さじ2
- ちりめんじゃこ 大さじ2
- 白いりごま、しょうゆ、ごま油 各小さじ1
作り方
1. ピーマンは種を取って千切りにする。
2. 1を耐熱容器に入れ、(A)を入れてふんわりラップをし、
電子レンジ(600w)で3分加熱する。(これで「ピーマンふりかけ」の完成です!)
3. 2をごはんに混ぜ込み、おにぎりを握る。食中毒予防にラップを使って握りましょう。
「レンジピーマンふりかけ」は常備菜におすすめ!
病みつきになる「ピーマンおにぎり」。なお、「ピーマンふりかけ」はそのままごはんのおとも、お酒のおつまみとしても優秀です。冷蔵庫で4日間ほど保存可能ですので、たっぷり作っておくのがおすすめ。ぜひ、お試しください!
作った人:北嶋佳奈
管理栄養士、フードコーディネーター。大学卒業後、飲食店勤務やフードコーディネーターアシスタントを経験し、独立。「こころもからだもよろこぶごはん」をテーマに美容・ダイエット・健康に関する料理本の出版、雑誌でのレシピ開発やコラム執筆、ラジオ・テレビ・イベントへの出演などで活動中。白砂糖は使わず、麹甘酒や食材本来の甘みで体にやさしいおやつを作る「こはなのおやつ」のプロデュースも手がける。『からだ想いのまんぷく小鍋』、『デパ地下みたいな ごちそうおにぎり』(ともに宝島社)など著書多数。最新刊『遅夜ごはん』(宝島社)は、とにかく簡単に作れて、栄養バランスもよくて、さらに糖質控えめの夜食レシピを掲載。
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