GWの10連休に、いま読んでおきたい記事を編集部がピックアップしました。

2013年10月1日掲載記事を再編集のうえ、再掲しています。

英語では「人生でレモンが与えられたら、レモネードを作りなさい」(When life gives you lemons, you should make lemonade)という言葉があります。

これは、たとえ試練があっても前向きに受け止めなさいというような意味ですが、もし本当に大量のレモンが与えられたら、若干使い道に困ります。

もちろん大量のレモネードを作るのもいいですが、実は食べたり飲んだりする以外のレモンの使い道も色々とあります。

今回は、そんな意外なレモンの使い道を12個まとめて紹介しましょう。

1.油汚れの掃除

ガスレンジの周りや油でベタベタになった場所があれば、いわゆるクレンザーを使う前に、半分に切ったレモンで拭いてみてください。

最初に油っぽい場所に塩を少々ふりかけてから、レモンの切り口でこすり、最後にタオルで拭き取ります。

これで油汚れもスッキリ、自然な材料で掃除しているので安心です。ただし、くれぐれも素材が大理石や酸に弱いものでないことを確かめてから使ってください。

2.紅茶やコーヒーの汚れを落とす

紅茶のポットや急須など、ミネラル分が溜まった汚れをキレイにするのにもレモンは使えます。

ポットの中に水を入れ、レモンの皮のスライスを少々入れて沸騰させます。

沸騰したら火からおろし、1時間ほどそのまま置いてから、中の水とレモンを捨て、洗い流します。

コーヒーポットを洗う場合は、塩と氷とレモンの皮を、空のポットに入れ、1〜2分シェイクしてから、中身を出して洗い流します。

3.電子レンジの掃除

電子レンジの内部は、食べ物を入れた容器が爆発したひょうしに飛び散った飛沫などで結構汚れています。

耐熱容器に水を半分とレモンを入れ、電子レンジで高温で5分ほど温めます。

水がお湯になり、その蒸気で電子レンジ内部の固まった汚れが柔らかくなります。

お湯が入った容器を取り出したら、汚れをタオルや布で拭き取ります。

4.生ゴミの消臭

レモンの皮は生ゴミの臭いを消し、台所を爽やかな香りに変えてくれます。

レモンの中身を使ったり、絞って果汁を取った後で、レモンの皮と生ゴミを一緒に処理するだけで、嫌な臭いがサッと消えます。

5.銅などの金属製品を磨く

鈍くなってしまった銅、真鍮、ステンレス、クロム、スチールなどの製品を磨きたい時は、半分に切ったレモンに塩かベイキングパウダーをつけてこすりましょう。

こすった後はそのまま10分ほど置き、ぬるま湯で洗い流し、乾いた布で磨きながら乾かします。

6.虫除けにする

ほとんどの虫はレモンの酸が嫌いです。レモンの皮を細かく切り、窓の隙間や出窓に置いておけば、そこには近寄らなくなります。

アリの巣や虫が喰った穴のそばなどに置いて、出てこられないようにしてもいいです。

7.「いい香り付き」加湿器を作る

冬場に室内が乾燥する場合は、水を入れたポットにレモンの皮を入れ、ストーブの上に置いたり、低温でグツグツと煮込めば、空気中に湿度といい香りが広がります。

8.まな板を抗菌する

レモンはpH値が低く、ある程度の抗菌効果が期待できます。

半分に切ったレモンでまな板の上をこすり、数秒置いてから洗い流せば、自然派の抗菌まな板になります。

9.しみ・そばかすを薄くする

レモンの皮がしみ・そばかすに効くというのは、聞いたことがある人もいるでしょう。

小さく切ったレモンの皮を、しみやそばかすが気になる部分に乗せ、1時間ほど置くと効果があるといわれています。

10.ガサガサの角質を柔らかく

半分に切ったレモンに重曹を付け、ひじやかかとなど乾燥してガサガサになった場所をこすりましょう。

ひじにレモンを当てて、レモン汁を絞るようにグリグリと10分ほどこすってもいいです。

最後は洗い流して乾かします。

11.肌の美白のお手入れに

レモンの皮で、顔などの肌を軽くこすって洗い流すと、肌色が明るくなるのだとか。

目の周りや、肌が敏感な人は気をつけてください。

12.砂糖と混ぜてスクラブを作る

カップ半分の砂糖と細かく刻んだレモンの皮を混ぜ、オリーブオイルを加えてペースト状にします。

お風呂やシャワーの時など湿った肌に乗せ、軽くマッサージしてから洗い流すとより良いでしょう。


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原文/訳:的野裕子)