980万回以上再生されたダース・ベイダーの戦いと苦悩を描く自主制作映画「VADER EPISODE 1: SHARDS OF THE PAST」

人気SFサーガ「スター・ウォーズ」でもトップクラスの人気を誇るダース・ベイダーを主役に据え置いた、ファンによる自主制作映画「VADER EPISODE 1: SHARDS OF THE PAST」が公開されています。エピソードI～VIにかけてその生涯が描かれたダース・ベイダーことアナキン・スカイウォーカーの苦悩と孤独な戦いを、ファンメイドとは思えないほどのクオリティで見事に描き切っていたこのムービーは、記事作成時点で既に980万回を超えるまで再生回数を伸ばしています。

VADER EPISODE 1: SHARDS OF THE PAST - A STAR WARS THEORY FAN-FILM - YouTube


ムービーは、「遠い昔、はるか彼方の銀河系で……」という「スター・ウォーズ」シリーズ定番のオープニングで始まります。

「アナキン・スカイウォーカーは死んだ。8カ月の間、ダース・ベイダーは銀河帝国皇帝パルパティーンの命令に従っていた。ある者は帝国を恐れ、ある者は帝国に希望を見い出した。しかし、ダース・ベイダー自身はただ苦しみの中にあった」というのがこの映画の背景。

ダース・ベイダーに向かってブラスターを打ちまくる帝国軍の兵士。

しかし、ダース・ベイダーのライトセーバーの前には全く通用しません。

フォースで兵士の首を締め上げるダース・ベイダー。

Z-6ロータリー・ブラスター・キャノンを抱えた重歩兵が一斉に光弾を掃射すると……

さすがにダース・ベイダーも圧倒的弾幕に苦戦している模様。

ライトセーバーを落としてしまいます。

しかし、ダース・ベイダーはフォースで放たれた光弾を空中に固定し……

一斉に跳ね返して敵を一掃。

ダース・ベイダーはシーヴ・パルパティーンことダース・シディアスの首を締め上げながら……

「なぜ彼女を救わなかったのか。私はお前のために帝国を作ってきた！私に約束したことを何も守れていない、それはジェダイと何も変わらない！」と問い詰めます。

しかし、ダース・シディアスは「ばかなヤツだ、お前の大切なパドメの運命はお前が決めたことだ！」と電撃を放ちます。

戦いの中で、アナキン・スカイウォーカーだった頃の思い出が再生されます。

パドメからお守りを受け取ったアナキン少年。

フォースの暗黒面に落ちてしまったダース・ベイダーですが、パドメへの愛はいつまでも心の中にありました。

パドメの名前を呼び、そっと優しく抱きしめるダース・ベイダー。

しかし、パドメの幻影は「だからそなたは余を倒せぬのだ！」とダース・シディアスの声でダース・ベイダーを冷たく突き放します。

「そなたは永遠に奴隷だ！」と高笑いしながら、フォースの電撃を浴びせるダース・シディアス。ダース・ベイダーはダース・シディアスによる心の支配から抜け出せずにいました。

ダース・シディアスの命を受けて、パドメの故郷である惑星ナブーへ向かうダース・ベイダー。さらに過酷な運命が待つEpisode 2以降も制作・公開されるのでしょうか。