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宇宙

インターステラテクノロジズ、ロケット「モモ3号機」の打ち上げに成功 85

ストーリー by headless
成功 部門より
hylom 曰く、

インターステラテクノロジズは4日、観測ロケット「宇宙品質にシフト MOMO3号機」の打ち上げ実験を北海道大樹町の打ち上げ施設で実施した(プレスリリース日本経済新聞の記事ハフポストの記事)。

5月4日5時45分に打ち上げられたMOMO3号機は240秒後に最高高度113.4km(暫定値)に到達。打ち上げから515秒後に大樹町沖の太平洋上へ着水し、打ち上げは成功した。日本の民間企業が単独で開発・製造したロケットを宇宙空間まで打ち上げたのは今回が初めて。

MOMO3号機は全長10m、重量約1トンで、液体燃料を採用する。今回の打ち上げ費用は数千万円とのこと。初号機2号機はともに打ち上げに失敗していた。同社は今後2023年の商用ロケット打ち上げを目指している。

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  • by Anonymous Coward on 2019年05月05日 15時56分 (#3609850)

    本文なし

  • 成功ってことは3割か。汎用品ではそうなるのか、これからは成功率が上がるのか。

    次の搭載品は、何になるかな。

    --

    “人生の大半の問題はスルーカで解決できる...

    • by Anonymous Coward

      三回目にやっと成功なんて、これで商用化なんて気が早すぎる。
      民間機だったらここから5~6機連続で成功しないとね。

      • by Anonymous Coward
        そもそも上がって落ちてくるだけで衛星を軌道に投入できないロケットに商業化もクソもないだろ
        • by Anonymous Coward on 2019年05月05日 18時53分 (#3609924)

          MONOは観測ロケットで、衛星ビジネス用じゃない。
          軌道投入ロケットはZERO [istellartech.com]という別のロケットを考えているらしい。

          インターステラテクノロジズ株式会社って会社名からして、夢は大きいんじゃないかな。

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          • Re:三度目の (スコア:3, 参考になる)

            by Anonymous Coward on 2019年05月06日 6時38分 (#3610046)

            イラストによるとZEROの初段は、ロケットエンジン九基の日本では珍しいクラスターエンジン方式らしい(但し配置はファルコン9系と違って中央一基と同心同半径八基配置)から、ロケットエンジン自体はMONO用の1200kgf級ピントル型エンジンの流用・改良に留めてリスクを避けるのでは?
            但し素人目にはピントル型エンジンは、混合燃料が燃焼室内壁付近で燃焼する事による、燃焼室耐熱性の問題があるかもしれないと懸念するが、実際にはスペースX社製マーリンエンジンで実績はある。
            なおインターステラテクノロジズは、LEAPの発展系で、ファルコン9系のような下段回収を狙っていると見える。
            http://www.istellartech.com/technology [istellartech.com]

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        • by Anonymous Coward on 2019年05月05日 22時46分 (#3609988)

          ゴダートも
          「月到達失敗!」と茶化されてたんだよな…
          衛星無理でも需要がないわけじゃないけど
          あくまで通過点だろ
          いきなりステーキじゃあるまいし
          丸亀製麺のとりどーるだって焼き鳥屋から始めてるんだよ
          ホリエモンについてはいろいろアレだけど
          過去の反省から地道に積み上げること覚えたのは評価していいのでは?

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        • by Anonymous Coward

          サウンディングロケットにも需要はあるよ。

  • by Anonymous Coward on 2019年05月05日 16時35分 (#3609861)

    衛星を打ち上げたいというは、民間ではなかなか少ないと思う。
    どういう市場を想定しているんだろう?
    もうかんなきゃやんないよね。

    • ホリエモンが投資するくらいですから
      宇宙ビジネスは夢と希望の塊です

      投資家から資金を集めて上場ゴールという作戦でも十分やっていけると思います

      親コメント
    • by Anonymous Coward on 2019年05月05日 17時20分 (#3609874)

      俺は事業化する気ないんで勝手にパクッてどうぞ、ですが
      500kmの低軌道に1回6億円 [istellartech.com]なら宇宙葬ビジネスは成り立ちそうに思う。
      遺骨の一部を衛星に組み込み低軌道に打ち上げて、
      毎日○○時の夜空を見上げると「○○は空のお星になったよ」と遺された親が子供に指をさし(晴れている日限定だけど)、
      七回忌か13回忌くらいになったら衛星の寿命が来るんで流れ星にして最後の葬送。

      ペイロード100㎏のうち運用系を除いて50㎏が使えるとしたら
      遺灰10gで一遺族あたり12万で6億の打ち上げ費用を賄える。

      まあ実際にそんなに希望者が集まんのか、ってのが疑問で俺は手を出さないけど
      #12万だったらペット宇宙葬で出すのも居そうかも

      親コメント
      • by Anonymous Coward

        ISTの問題点はそこじゃない。他社が既に同じ価格でもっと性能の良いロケットを打ち上げてる状況で、2023年にロケット完成予定でシェアが取れるのかが課題。

        • by Anonymous Coward

          競合相手の存在とか市場シェアなんてのは傍観者が心配する事じゃないし、そこらへんは彼らも考えてると思うので、素直に夢を見させてもらえば良いんじゃないかな?

          小型衛星が打ち上げ需要の中心になると、例えば特定の天体イベントに合わせて観測衛星の打ち上げ需要が膨大に発生して打ち上げロケットが足らなくなる事態も想定されるし
          また、米中貿易紛争のような事が起こると、幾ら優れたロケットでも政治的に使えなくなる事態だって起こり得る訳だから
          打ち上げロケットの選択肢が増える事に関しては良いことだと思う。

    • by Anonymous Coward

      広告だけでも莫大な需要があるよ

      • by Anonymous Coward

        その割にはスポンサーがしょぼすぎ

    • by Anonymous Coward

      ISTは志としては立派だと思うんだけど、ビジネスとしては微妙だと思うんだよなぁ。

      「お金がなくて他社から人員や技術を持ってこれなかったので自前で開発して遂に宇宙に到達しました」

      って確かに凄い良い話なんだけど、それでビジネスとして勝てるかってのは全く別の話で…。
      ISTが苦難の末に頑張って開発した技術でも、他社にとっては片手間でできる話なわけで。
      彼らとガチ殴り合いしたときに、ISTが勝てるポイントって全然ないでしょって突っ込まざる得ない。

      特に、ISTが狙ってる小型ロケット分野とか、低コスト化の極みみたいなエレクトロンや、再使用勢も開発中だし。
      ビジネス的には(完成するかどうかはともかく)完成さえすれば画期的技術で優位に立てるって言ってるSpaceWalker辺りの方がまだ可能性を感じる。

      お金が無くて自前で開発ってなった時点でビジネスとしては詰みでしょう。

      • by taka2 (14791) on 2019年05月05日 18時46分 (#3609922) ホームページ 日記

        > お金がなくて他社から人員や技術を持ってこれなかったので自前で開発して遂に宇宙に到達しました

        いや、それ違う。まず「自分でロケットを作りたい」というのが一番にあって、それに後からいろいろビジネスな理由づけしてるとこですよ。ここ。

        世間一般のニュースでは「ほりえもんが出資」ってのが目立ってるけど、むしろ、初期メンバーに、あさりよしとお、笹本祐一、松浦晋也といった名前が挙がるところに注目すべきかと。くわしく知りたい場合は、あさりよしとお著「宇宙へ行きたくて液体燃料ロケットをDIYしてみた」 [amazon.co.jp]なんかが参考になるかと

        親コメント
        • by ma_kon2 (9679) on 2019年05月07日 8時43分 (#3610379) 日記
          ISTの社長以外は趣味ですからねえ、ココ。
          そんな趣味に金の出せる、ホリエモンは非常に大切なスポンサーです。スポンサーほんと大事。
          ロケットの仕組み自体は単純で、飛ばすノウハウの積み重ねが大事、というスタンスだったので、
          今回の成功は大きな一歩となるのでしょうね。
          親コメント
        • by Anonymous Coward

          あー、俺はホリエモンがソ連からアルマーズ買おうとしたら技術持って無いからってボラれて騙された [horiemon.com]経緯があって、ISTはその延長上にあるプロジェクトだと捉えているけど、なつのロケット団の方が進めてたとこにホリエモンが乗っかっただけでそれは直接関係ないと捉える見方もあるのか。なるほど。

          まあそれならビジネスがどうこうと言うのはナンセンスという話ではある。
          (当のISTが資金を得るためにビジネスの可能性を言っているから、そういう話になったわけではあるが。)

    • by Anonymous Coward

      どういう市場を想定しているんだろう?

      社名からすると火星人とかじゃね?

    • by Anonymous Coward

      そうやってだんだん夢や希望が無くなるんですね。
      せっかく空に上がったモモが海に落下して海底で夢が無くなるのを何も出来ずに見守っていくと。

      BGM : 約束 - 岡崎律子

    • by Anonymous Coward

      仮に事業として成立しなくても技術は残るでしょ?
      そうすると、それを安く買い取って事業をやろうという人がでるわけ。
      今度はそれほど元手かかってないから安く提供できる。
      まあ何回かやってればお手頃価格でロケット打ち上げられるようになるよ。
      事業化に失敗しても全部消えてなくなるわけじゃないのよ。有限責任ていうのはそういうことだよ。

      • by Anonymous Coward

        事業として成立しなかったら(会社が存続しなかったら)技術なんて残らんよ
        買い取るぐらい魅力があるのならなんでスポンサーがしょぼいの?

        >事業化に失敗しても全部消えてなくなるわけじゃないのよ。有限責任ていうのはそういうことだよ。
        全然理解してねー

    • by Anonymous Coward

      衛星使った携帯電話網。発展の中心が中国からインドさらにアフリカ大陸へと移っていくと必ずしも有線で基地局作るより安上がりになるかもとかって話を聞いたけど、実際にはどうなんだろう?

      地上に衛星と通信する基地局みたいなやり方もあるんかな……

  • by Anonymous Coward on 2019年05月05日 17時21分 (#3609876)

    教えて偉い人

    このロケットは液体燃料みたいだけど、なんで歴史のある個体燃料にしなかったの。
    カッパやラムダロケットと同じレベルみたいだけど。
    まさか、これで有人衛星なんて考えてないだろうし。

    固体ロケット燃料の技術は日本にあるよね。

    • Re:固体燃料 (スコア:5, 参考になる)

      by 90 (35300) on 2019年05月05日 19時07分 (#3609928) 日記

      純国産固体ロケットと核燃料サイクルは、戦略弾道弾と核兵器を素材の形に留めながら保有するというプランの一部なので……一般に、固体ロケットは液体ロケットに比べて燃費が劣り、燃料を増やさざるを得ず、積載貨物と機体総重量の比は悪化し、機体が大型化します。

      冬なんかは蔵に入れておくと日持ちしますし、核ミサイルにおいては爆発物と電子機器に関する常識さえあれば工兵でも取り扱えることはメリットです。あるいは何千発と同じ軌道要素で量産するとか、予算が決まっていて機体規模が小さいなら構造が単純というメリットが活きてくるかもしれません。しかし、どれもあんまり商業では意味がないです。即応可能な核ミサイルに相当するもの設計製造し、入れておける弾薬庫を用意し、あくまで非軍事的に民間で維持する手間を考えると、高価な精密宇宙エンジンだけ持っておいて燃料は都度ごと買い付けた方がずっと手間がないはずです。

      親コメント
    • by Anonymous Coward on 2019年05月05日 17時39分 (#3609884)

      固体燃料だと熱・圧力に耐えるシェルがどうしても重くなって、積載量が小さくなるからじゃ無いですかね。
      逆に液体の場合は、運用や制御が難しくなるのでコスト的には固体燃料の方が優位とは思う。。
      あと、予定軌道に移動させる必要のあるロケットの場合、固体燃料は燃焼性能や誘導制御(火をつけると以後の制御が困難)がノウハウの塊なので、ポっとの出の民間企業が簡単に採用できないのでは?

      親コメント
    • by Anonymous Coward

      今後の大型化を見据えているため 少しは自分で調べろ

      • by Anonymous Coward

        インターステラテクノロジズのSiteには

        「世界一低価格でコンパクトなロケットを作ること。・・・目指すのは、ロケット界のスーパーカブ。」
        って書いてあるよ。

    • by Anonymous Coward
      液体燃料の方が簡単だから
      固体ロケットの技術が日本にあっても彼らにはないから
    • by Anonymous Coward

      固体ロケットってノウハウの塊だから結局は技術もってるメーカーから買うしかないのよ。

    • by Anonymous Coward

      答え
      民間企業が簡単に安く手に入る材料でそろえようと思ったら、液体燃料だったから。

      元々が宇宙が好きでロケット飛ばすことが夢の人たちが集まって始めたプロジェクト。
      ロケット飛ばすこと自体が目的なんだから、効率だとか実用性だとか細かいことはいいんだよ。
      一応お金集めるためにそれらしいことは言うけど、お金出す側も本気にはしてないと思う。
      応援のために金出す側も、会社から金出すときに何か経理上言い訳にできるレベルのお題目があればいい。

  • by Anonymous Coward on 2019年05月05日 17時42分 (#3609888)

    本番にはこれに100kgのペイロードを載せた上で
    どの高さまで打ち上げて軌道投入させる計画なの?

    そちらの方の検証や実証はこれからの話?

    • by Anonymous Coward

      エンジンをその高度まで正常に稼働させ制御する技術は習得できた、という話ではないかな。

    • by Anonymous Coward

      ググれば簡単に出てくる [istellartech.com]と思うが。

      軌道投入ロケット ZERO
      軌道投入ロケットとは人工衛星を地球周回軌道に投入するロケットのことです。
      開発コードネーム「ZERO」は100kg以内のペイロードを高度500km程度の軌道上に投入します。

    • by Anonymous Coward

      (#3609888) 「お、赤ちゃんかわいいね。『高い高い』していい?」
      親     「え、まじで大丈夫?落とさないよね」
        (#3609888) 「ばっちぐー。まかしてー、ほーら、たかいたk、いって重て、なにこれむり(ぽい」

      ってなことにならないための事前の試験で、米袋を持ち上げています。
      この試験ができたら、「たかいたかい」ができます

  • by Anonymous Coward on 2019年05月05日 18時03分 (#3609899)

    ひふみ投信は今どうなってるの?
    上場しようとしたら、あの暴落が起きて当面、延期になってたと思ったが。

    • by Anonymous Coward

      なんかそんな名前のバーチャルアイドルいたよね?

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UNIXはシンプルである。必要なのはそのシンプルさを理解する素質だけである -- Dennis Ritchie

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