『マリカー』も。
Windows3.0時代からOSにバンドルされている究極の時間泥棒ゲーム『Microsoft Solitaire』が、ニューヨーク州ロチェスターのストロング遊戯博物館で、ゲームの殿堂入りを果たしたそうです。
2019年の「ビデオゲームの殿堂」(World Video Game Hall of Fame)には、『ソリティア』の他に 『スーパーマリオカート』『Mortal Kombat』『Colossal Cave Adventure』が選ばれました。
『Mortal Kombat』と『スーパーマリオカート』はそのカテゴリーに多大なる影響を与えた作品です。アイテムを集めたり愉快な武器を使う『マリカー』は、従来のリアルなレーシングシミュレーターを脅かす存在に。
1992年に発売された『Mortal Kombat』は、当時最先端のグラフィックが美しかった格闘ゲーム。過激な暴力描写が物議を醸したことでも有名です。1994年にEntertainment Software Rating Board(ESRB)を創設させるきっかけのひとつとなりました。
マイクロソフトによると、Windowsの『ソリティア』はオペレーティングシステムを介して350億も配布されているそうです。一体どれくらいのプレイヤーがいるのかわかりませんが、まぁ、かなりの人が触っているのでは。
ちなみに、今年殿堂入りを逃してしまったのは『Half-Life』『Asteroids』『Dance Dance Revolution』『Call of Duty』『Ms. Pac-Man』『King’s Quest』『Metroid』『Minecraft』。これらゲームのファンは、2020年にリベンジを狙うことになります。