ここまで突き抜けるともう芸術的?
現在ハリウッドで制作されている、ファンのド肝を抜いた実写版『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』の予告編。先日はその期待の遥か斜め上をにゆくソニック像に、世界が激震することとなりました。
最新トレイラー公開後に起こった世界規模の大炎上を受け、さすがの監督も「コレじゃイカん」と思ったご様子。そのごTwitterではデザインの変更を表明することとなりました。
Thank you for the support. And the criticism. The message is loud and clear... you aren't happy with the design & you want changes. It's going to happen. Everyone at Paramount & Sega are fully committed to making this character the BEST he can be... #sonicmovie#gottafixfast ?✌️
— Jeff Fowler (@fowltown) 2019年5月2日
皆さんご支援ありがとう。そして批判も。メッセージはハッキリわかりました……皆さんはデザインに不服で変更したいということなんですね。変更は行なわれます。パラマウントとセガの全員が、このキャラクターを最高の姿にするべく全力を尽くします。
いいねとコメントとRTの数から、どれほどの反響があったのかがわかります。
かくして、不気味の谷に頭から真っ逆さまに落っこちたソニックは、これから私たちが良く知るソニックへと生まれ変わることとなりました……多分。
悪夢のようなシュール版トレイラー現る
一方、広大に広がるインターネットの海では、低クオリティーのCGI動画を作るsurreal entertainmentが、上記のトレイラーを彼らなりのシュール極まりないモノへと昇華させた映像を制作してしまいました。
あたかも感情を持たないAIが、ディープ・ラーニングをする前に生成したかのような映像ですよね。ストーリーも脈絡がなく、何から何まで超現実的です。カメオ出演した“ライトニング・ザ・クイーン”という、どっかで見たようなクルマがこの世の終わりを告げるかのごとく「私はスピードだ」と宣言し、大空へと飛び去って逝きます。
過去にもあったシュールなソニック動画
かつてもファン・メイドのシュールなソニック動画「ソニック・ドリーム・コレクション」なるものが登場したことがありましたが、アレもまたネットの海で混沌の中から吐き出された奇妙キテレツなものでした。
ともあれ、もしハリウッド版『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』映画が修正されなかったら、むしろインターネットが純粋に産み落とした、ホラーなこっちを2時間見ていたいかもしれません。もっともそれは叶いそうにもないので、surreal entertainmentのチャンネルをいろいろと漁り、永遠の恐怖に打ち震えるのも一興かと思います。