ええええ! これは最悪…!
社会現象になりつつある『アベンジャーズ/エンドゲーム』ですが、フィリピンのマーベルファンに同情しかないニュースが飛び込んできました。なんと、『エンドゲーム』公開翌日、地元ケーブル放送局が海賊版を放送したんだそうです。
もちろん、上映権を持つ地元映画館Teatro de Dapitanは激怒。オペレーターは、海賊版を放送したOrient Cable & Telecommunications Incを訴えています。
Philippine News Agencyによると、最大のヒット作の劇場公開を楽しみにしていたファンはとても怒っているみたい。まぁ、そうですよね。だって、マーベル映画のラストを海賊版で迎えさせられるなんて、最悪ですよ。大画面で迫力のラストバトルを見たかっただろうに。
実際に海賊版を見た人がどれくらいいるのかは不明ですが、2015年の国税調査によると、Orient Cableは、約13万人の人口を持つフィリピンのディポログ地域にサービスを提供しているとのこと。とはいえ、過去に海賊版の70年代のフィリピンのスーパーヒーロー映画『Captain Barbell』を放送したときにジグが跳ね上がっていたことをテレビ局側は把握しているそうで、海賊版が跳ねるのはおり込み済み。
まぁ、この海賊版『エンドゲーム』放送は、驚くべきことではありません。4月26日の公開1週間前からソーシャルメディアにはネタバレ気味の映像がポストされていましたし、国際プレミアがあった後にはカメラ写りの悪い『エンドゲーム』がネットにアップされました。
現時点で、マーベルがこの事実を把握しているのか、弁護士チームを結成してPrient Cableを訴える準備をしているのか定かではありません。米Gizmodoはマーベルにコンタクトを取っているところです。
Source: Philippine News Agency via Engadget