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9月公開「銀河英雄伝説 Die Neue These 星乱」ティザービジュアル解禁

田中芳樹の人気SF小説を原作としたアニメ「銀河英雄伝説 Die Neue These 星乱」が、3部構成で今年9月27日から順次劇場でイベント上映される。公開日の発表と合わせ、主要キャラクターが描かれたティザービジュアル2種も解禁された。

©田中芳樹/松竹・Production I.G

「星乱」は、'18年4月にProduction I.Gが手掛けた「銀河英雄伝説 Die Neue These」の続編(セカンドシーズン)。新たな声優陣、最新技術で描写した艦隊戦など、新しい解釈を取り入れた前作は、銀河英雄伝説ファンだけでなく、多くのアニメファンからも注目を集めた。

解禁された「星乱」のティザービジュアルは、銀河帝国バージョンと自由惑星同盟バージョンの2種類で、キャラクターデザインを務めた菊地洋子の描き下ろし。両国の主要キャラクターと共に、それぞれ異なるコピー「野望を果たす。その為に――」「未来を描く、その為に――」が記載されている。

本作は全12話だが、劇場では3部構成で上映される。第一章は9月27日、第二章は10月25日、第三章は11月29日の劇場公開を予定している。

『銀河英雄伝説 Die Neue These』特報

「銀河英雄伝説」は、遙か未来の宇宙を舞台にしたSF小説。多くのヒット作を生み出した人気作家・田中芳樹の代表作であり、1982年に第1巻が刊行されて以降、本伝10巻、外伝5巻の大長篇小説として、累計1,500万部のセールスを記録する人気作。1988年からはアニメシリーズが本伝110話、外伝52話、長篇3作というボリュームで展開され、さらに多くのファンを獲得した。

あらすじ

宇宙暦796年(帝国暦487年)。3,000万人の将兵を動員した自由惑星同盟の遠征軍は、帝国領内で銀河帝国宇宙艦隊副司令長官となったラインハルト元帥と麾下の率いる大艦隊と交戦。8個艦隊中、3個艦隊を失うという大きな被害を受けた。

しかし、自由惑星同盟最高評議会の意向を受けたロボス総司令官は、残存戦力を集結させての戦闘継続を指示。完全なる勝利を求めるラインハルトも、自由惑星同盟軍の集結ポイントであるアムリッツァ星域へと進攻したことで、後に「アムリッツァ星域会戦」と呼称される戦いが幕を開けた。

「アムリッツァ星域会戦」の翌年、銀河帝国皇帝フリードリヒ四世が後継者を指名しないまま急死。門閥貴族による権力闘争が始まる。一方、自由惑星同盟内では大規模な軍事クーデターが勃発。帝国、同盟それぞれの国を揺るがす二つの内乱はラインハルトとヤンの行く末をも左右することに……。

スタッフ&キャスト

原作:田中芳樹(東京創元社刊)
監督:多田俊介 シリーズ構成:高木登
キャラクターデザイン:菊地洋子、寺岡巌、津島桂
総作画監督:後藤隆幸 特技監督:竹内敦志
メカデザイン:竹内敦志、臼井伸二、常木志伸 オリジナルメカデザイン:加藤直之
制作:Production I.G 監修:らいとすたっふ
企画協力:ROOFTOP 制作協力:徳間書店
製作協力:DMM pictures 製作:松竹・Production I.G

ラインハルト・フォン・ローエングラム:宮野真守
ヤン・ウェンリー:鈴村健一 ジークフリード・キルヒアイス:梅原裕一郎
ユリアン・ミンツ:梶裕貴 パウル・フォン・オーベルシュタイン:諏訪部順一
ウォルフガング・ミッターマイヤー:小野大輔
オスカー・フォン・ロイエンタール:中村悠一
アンネローゼ・フォン・グリューネワルト:坂本真綾
アレックス・キャゼルヌ:川島得愛 フレデリカ・グリーンヒル:遠藤綾
ワルター・フォン・シェーンコップ:三木眞一郎 オリビエ・ポプラン:鈴木達央
ダスティ・アッテンボロー:石川界人 ナレーション:下山吉光