ない、ない、ない。
なにがないって、ルイ・ヴィトンの新作バッグ「Canvas of the Future」ですよ。バッグの片側にスクリーンがついているんですが、ダサ…(おっと、だれか来たかな?)。
LEDスクリーンつきバッグは、ニューヨークで開かれた、ルイヴィトンのクルーズコレクションでお披露目されました。説明によると、「最先端技術とメゾンのサヴォアフェール(匠の技)の融合」なんだとか。
ガジェットつきバッグとなると気になるのがスペック詳細ですが、残念ながらLEDスクリーンの数が1つか、2つを選べることと、タッチスクリーンであることくらいしかわかっていません。最も重要な、フレキシブルなLEDスクリーンの供給元や耐久性、バッテリー寿命といったことは明かされていないんです。
冒頭にも書いた通り、私はこのバッグをまったく格好いいと思いません。これが大流行して「この魅力がわからないあんたはダサい」と言われる日が来たとしても意見を変えることはないでしょう(持っている人を見かけても「ダサいよ!」なんて言いませんが)。ちなみに、米Gizmodoではヴィクトリア・ソン記者が次のようにコメントしています。
機能しているふたつの目を持つ私からしたら、ルイ・ヴィトンがダッサいファッション路線に走っていることに憤りを覚えます。不恰好なスクリーンをレザーバッグに埋め込んでどうしろと? 私はこんなテックバッグ、欲しいとは思いませんね。
まぁ、ファッションなんて正解があるものじゃありませんからね、もしかしたら流行るのかも。今考えてみればショルダーパッドやボディコンシャス、私たちの世代だと女子高生のキャバクラスーツといった意味のわからないものが「超おっしゃれ〜」だったわけですし(私も高校生の時にスーツ着てましたよ)。
はたして値段はいくらくらいするのでしょう。というか、久しぶりにルイ・ヴィトンの直営店でものぞいてみようかな。どんなコレクションが並んでいるのか気になってきた、かも。