次期iPhoneの四角いカメラ突起を受け入れるべきなのか?

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  • author 塚本直樹
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次期iPhoneの四角いカメラ突起を受け入れるべきなのか?
Image: Mark Gurman/Twitter

スコープドッグみたいでかっこいい?

いよいよ次期iPhoneの発売が近づいているわけですが、その噂の中で有力なのが「四角いカメラ部分の出っ張りが存在する」というもの。これ、はたして本当なのでしょうか?

BloombergのMark Gurman記者によれば、iPhone XSとiPhone XS Maxの後継機種には、超広角レンズを搭載した3台目のカメラが搭載されます。そしてそのカメラは四角い出っ張りに収められるというのです。またズーム機能の強化や、写真からはみ出してしまった人を写真に収め直す補正機能、そしてiPhone XR後継機へのデュアルカメラの噂もあります。

上は流出した金型の画像ですが、カメラの突起はiPhone XSの2倍ほどの大きさになるようです。ポケットに入れたときのつっかかりや、テーブルに置いた時にどれだけガタガタするのかが気になりますね。ただし、Apple(アップル)純正やその他のケースに入れれば、この出っ張りも気にならないことでしょう。むしろ、この四角いカメラの出っ張りは新たなステータスシンボルになるかも…? そう、ノッチがiPhone Xのシンボルであったように…。

一方で、Appleはスマートフォンの革新において苦しんでいます。Gurman記者は「A13プロセッサ」が開発中で、さらに次期iPhoneには「Galaxy S10」のようなリバースワイヤレス充電機能が搭載されるとしています。しかしAppleが本当に力を入れているのは、やはりカメラなのです。

残念ながら、400ドルのGoogle(グーグル)の「Pixel 3a」は、1000ドルの「iPhone XS」よりも暗所で優れた撮影が可能です。またNokia(ノキア)の「Nokia 9 PureView」は、出っ張りなしに1200万画素カメラを5個搭載しています。もしカメラが最大の変更点なら、Appleはまだ他社に追いついたとはいえないでしょう。

近年はスマートフォンの買い替えサイクルが伸びているといわれていますが、はたして次期iPhoneは購入するだけの価値のある製品になるのでしょうか?

Source: Bloomberg, Twitter