普段私は、少なくとも1日20人に「ごめんなさい」と言っています。
階段を上ってくる人に、同じタイミングで下りてしまってごめんなさい。あなたが私にメールするのを忘れていたので、この報告が遅れてごめんなさい。私にはまったくコントロールできない事態が起こって、計画が変更になってしまってごめんなさい。
一般的に「ごめんなさい」と言うのはいいことです。しかし、最近は特に女性に対し、あまり謝りすぎないようにすすめる動きがあります。女性は必要以上に謝る傾向があるので、それには賛同するものの、まったく謝る必要がないとは思いません。
ただ、「ごめんなさい」と言うのが適切な場合もあれば、少し違う言い方をした方がいい場合もあります。
謝りすぎるとデメリットがたくさん
先日「Fast Company」に、謝りすぎると状況によっては、あなたの権威や信用を傷つけるという話が載っていました。
最悪の場合は、信頼が損なわれたり、弱くて決断力のない人だと思われたりします。でも、そんなことはまったく望んでいないはずです。
また、常に謝っていると、いつも必要ないときに謝っているせいで、本当に謝らなければならないときに、相手があなたの謝罪を誠実だと感じなくなります。
では一体どうすればいいのでしょう?
謝る代わりに使える上手い言い換え法
「Fast Company」は、この問題への対処法を複数あげていますが、私のお気に入りは、問題を簡潔に認め、どのように解消するかを説明するという方法です。
例えば、大事なメンバーが出席できないせいで、スケジュールを5回も変更しなければならなかった場合、あなたのせいではありません。
こういう場合は謝るのではなく、「今回のミーティングはリスケをしなければなりませんが、お付き合いいただきありがとうございます」という言い方をしましょう。
ミーティングがリスケになった理由を全員に説明する必要はありません。なお、「ごめんなさい」と言いたい気持ちを投影させつつ、より直接的で権威ある言い方で伝えることもできます。
感情的なことや、「ノー」と言いたいときにも、謝る必要はありません。何が問題なのかを説明し、それに対するちょっとしたフォローを提案しましょう。
状況をきちんと見定め、確実に対処しよう
大事なのは謝るべきことをきちんと見極め、謝るべきときに確実に謝ることです。
謝る必要がないことなら(間違いなく謝らなくていいことはあります!)、どのような言葉で返答をすればいいかを考えましょう。あなたに対する見方が劇的に変わる可能性があります。
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Image: Iana Alter
Emily Price - Lifehacker US[原文]