子どものためのアクティビティ(旅行、イベント、習い事など)が、かかったお金だけの価値を持つのはいつなのでしょうか?
計画中の家族みんなで行く旅行についてはどうでしょう?
子どもが懐かしく思い出してくれるものになりそうですか?
それとも、お金の無駄だったなと思い出すでしょうか?
本当にお金をかける価値のあるものとは?
スペースキャンプ(宇宙関連施設でのキャンプ)や乗馬のレッスン、子どものためのクルーズなどに大枚をはたくのが、いいことなのかどうかわからない場合は、「Bitches Get Riches」の“子どもへの贅沢ガイド”をチェックしてみてください。
それはこのような質問から始まります。
あなたが子どもの頃に、親があなたに対して“贅沢”してくれたことを思い返してみてください。
後になって、本当に自分が楽しんでいたものと、ただ耐えていただけのものがわかると思います。
では、どれがお金をかけるだけの価値があり、どれがそうではないと思いますか?
当時に戻れるなら、親にやめてと言いたいもの、もっとやってと言いたいものはどれでしょう?
このWebサイトのホストのPiggyとKittyは、親が子どもにする様々な贅沢を分類して、どれが本当にお金をかけるだけの価値があるかを明らかにしています。
「サッカーが嫌いなのにがんばってつくり笑顔をしているぎこちない子ども」の写真が載っている元記事は、全文読むだけの価値がありますが、要約だけ知りたい場合は引き続き読み進めてください。
子どもが楽しんでいるものにお金をかける
自分の子どもが好きなことにお金をかけましょう。
たとえ親がこのアクティビティは人格形成をしてくれると思っていても、子どもが嫌いなことにお金をかけるのはやめましょう。
でなければ、このようなことになるとKittyは言っています。
私の親は、私は知的な才能に恵まれているとわかっていましたが、私にやらせたいと思っているのは、ほとんどがスポーツかチームでやるアクティビティでした。
私に新しいことを始めさせるのが目的だったのだと思いますが、ほとんどのものが自分に“合っていない”と思うだけでした。
私は長い間映画や劇などをやっていて、そのようなものが好きだと思っていました。
しかし、振り返ってみると、クリエイティブで知的な人たちに囲まれているのが好きだったのです。
サッカーのコーチやゴルフのインストラクターが私を見て、私が興味も持たず、進歩もしないことに困惑したり苛立ったりしているのが嫌いでした。
サッカーが苦手だったり、ゴルフが下手だったりする人たちに囲まれることを熱望していました。
子どもの頃でさえ、私は成長と運動の違いを見分けることはできました。一方には夢中になり、もう一方では自信を喪失しました。
旅行に行く前に、子どもが楽しめそうなものかを考える
PiggyとKittyが気づかせてくれたのは、子どもが全員ディズニーランドが好きなわけではない、ということです。
絶叫マシンやキャラクターや人混みが好きな子どももいれば、嫌いな子どももいます。
まだ認めたくはないとしても、自分の子どもがどちらのタイプかわかっていると思います。
このアドバイスは他のことにも言えます。
例えば、インドア派の子どもを何もないキャンプに連れ出そうと考えているなら、突然自然大好きになったり、地面の上で眠ったり、蚊と格闘したりするかもしれないと夢見るのはやめましょう。
それよりも、キャンプファイヤーにお金をかけようとするのではなく、別の旅行を計画するように自分に言い聞かせてください。
もしくは、家族みんなで楽しめる手頃なアクティビティを計画するのを手伝ってと、子どもに頼んでみましょう。
これは親にも当てはまります。
もしインドア派の親にアウトドア好きな子どもがいる場合は、親が不機嫌になりながら付き合わずとも、子どもがキャンプに行く機会(例えばボーイスカウトなど)は、たくさんあることを思い出してください。
大人サイズの寝袋を買う必要もなくなります。
子どもがサッカーやピアノや野球をやっているのを見るという夢を叶えられなかったり、はじめてシンデレラ城を見た時のキラキラした子どもの顔を見るという夢が消えるのは辛いものです。
これこそが、子どもが本当に好きなアクティビティではなく、子どもに楽しんで欲しいと思うものにお金をつぎ込んでしまう理由のひとつです。
しかし、子どもの本当の笑顔が見たい、そして生涯の思い出になって欲しいと思うのであれば、子どもが心からやりたいと思うことにお金をかけましょう。
たとえそれが贅沢だとしても。
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Image: Unsplash
Nicole Dieker - Lifehacker US[原文]