デモゴルゴンもいるぞ! ウィルうしろー!!
アメリカ独立記念日である7月4日に配信予定の、Netflixオリジナル・シリーズ『ストレンジャー・シングス』シーズン3。ニンテンドースイッチ用ゲームや、『ダンジョンズ・アンド・ドラゴンズ』の特別版が登場するなど、関連商品が続々と登場しています。
そこでレゴからも、『ストレンジャー・シングス』のセットがやってきます。全2,287個のブロックから成るこのキットには、バイヤーズ家をメインに、主要キャラクターたちやホッパー署長のパトカー、それにデモゴルゴンのミニフィグまでもが付いて来るのです。
裏側の世界も再現
Oh my god, oh my god, oh my god! Introducing LEGO Stranger Things, available today for LEGO VIP members! https://t.co/EUTjqXYEAn@NXOnNetflixpic.twitter.com/QBC0ByrE1u
— LEGO (@LEGO_Group) 2019年5月14日
もうお気付きかと思いますが、このセットで注目すべきは、ひっくり返して裏側の世界を舞台にできる、シンプルかつ秀逸な仕掛け。裏側はすべてが仄暗い色合いに統一され、樹木は枯れ、毛細血管のようなツタのようなものが辺りを這い、デモゴルゴンが不安な表情をしたウィルに迫っていますね。
バイヤーズ家は、左右に立つ樹木に支えられ宙に浮く形になっています。開発には様々な苦労があったことでしょうね。もちろんすべてがレゴなので、ミニフィグたちは逆さまになってもくっつくことができ、ホッパーの自動車もホルダーでガチっと逆さまを保つことが可能なのです。
バイヤーズ家の中は?
こちらもシリーズのファンにはヨダレものの造りになっています。たとえば、アルファベットが描かれたあの壁。ここにはプロジェクター型の電灯が、天井から壁に向かって光を当てることができます。
そしてウィルの部屋には『ジョーズ』のポスターも貼られ、魔法使いの帽子とそれを置く場所も設置されていたり、デモゴルゴン用に使った虎挟みや、母ジョイスの電話、ウィルが描いたマインド・フレイヤーのスケッチなど、シーズン1と2からの小物も多数付いて来きます。
各キャラクターにも象徴的なアイテムが!
ファンには痒い所に手が届くかのように、細かなアイテムが多いこのセット。たとえばホッパー署長はマグカップとショットガンを持っていたり、デモゴルゴンは口が閉じたバージョンと口が開いたバージョンを用意、ウィルには自転車+通常版&恐怖版2種類の顔を浮かべた頭が、ジョイスにはシーズン2第4話『賢者ウィル』で描かれたスケッチが付属します。
またルーカス、マイク、ダスティンには懐中電灯とトランシーバー、そしてパチンコやコンパスなどの冒険に欠かせないものがあり、イレブンは金髪のかつらもありますし、やっぱり……Eggoワッフルを持っています。
また4体のミニフィグを別途立たせることができる、ロゴ入りの独立した台も同梱されています。
ひとつのセットでここまでドラマの舞台を再現できるだなんて、デザイン的にも秀逸でファンにはたまりませんよね。妄想大爆発で遊んでも良いですし、もちろん床の間に飾ってもグー。それがたったの200ドル(約2万2000円)というんだから即買い決定でしょう。
今後もレゴがシリーズ化してくれるかは怪しいので、待たずに買うのが吉でしょうね。
このセットは、レゴのVIPプログラム(無料)の会員であれば、公式ウェブストアから買うことができます。北米では、6月1日から店頭に並ぶとのことです。日本国内での発売日は近日中に発表予定です。
2019年5月20日 18:15修正:「日本国内での発売を未定」としていた箇所が誤情報だったため、修正しました。正しくは「近日中に発表予定」です。謹んでお詫び申し上げます。