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アイ・オー、ハイスペックPC不要なHDMIキャプチャ「GV-US2C/HD」。23,200円

アイ・オー・データ機器は、ゲームのプレイ映像などを録画できるHDMIキャプチャー「GV-US2C/HD」を6月下旬に発売する。価格は23,200円。

HDMIキャプチャー「GV-US2C/HD」

ハードウェアエンコーダーを搭載し、ハイスペックなPCでなくてもゲームの録画や配信、投稿などが可能なHDMIキャプチャーの入門機と位置づけられている。USB 2.0でPCと接続して利用するが、SDカードスロットも備え、PCを使わずに単体での録画も可能。

HDMIキャプチャー「GV-US2C/HD」

録画はMPEG-4 AVC/H.264のMP4で、最高1080/60pで可能。ビットレートはPC録画の場合、最大で30Mbpsまで選択できる。SDカードへ録画する単体録画モードでも1080/60p録画が可能だが、ビットレートは最大20Mbpsとなる。

USBバスパワーで動作するほか、不安定な場合は別売のACアダプターからの給電も可能。

HDMI入力に加え、HDMI出力も備え、4K/60pまでのパススルー機能を搭載。出力を4Kテレビなどに接続し、4K解像度のまま、ほぼ遅延なくプレイできる。なお、4KパススルーはHDRには非対応。4K解像度での録画や配信はできない。

録画・ライブ配信ソフト「I-O DATA HD Live Capture」が利用可能。シンプルでわかりやすい操作画面が特徴で、録画ファイルの再生や、ストリームキーの入力により、ライブ配信も可能。

録画・ライブ配信ソフト「I-O DATA HD Live Capture」

ボイススルー機能も備え、ゲーム中のオンライン・ボイスチャットをそのまま録画、配信することも可能。

動画編集ソフトの「PowerDirector 15 for I-O DATA」もダウンロード提供。録画した映像のカット編集、字幕やタイトル挿入、決定的な瞬間の連続リピート、超スローモーションを使ったエフェクトなどが利用可能。編集ソフトからYouTubeやニコニコ動画へアップロードもできる。

単体録画モードでは、ストレージとしてSDカードが利用できるほか、USB接続したHDDへの録画も可能。

Apple純正の別売HDMI変換アダプターを使うことで、iPhoneやiPadなどの画面を録画・配信する事も可能。ただし、HDCPで保護されたコンテンツの表示・録画・配信はできない。なお、HDCP対応のON/OFFは、本体に備えた物理ボタンで切り替えられる。

側面

HDMI端子に加え、3.5mmのヘッドセット接続用端子や、ボイススルー端子も用意。外形寸法は129×27×74mm。重量は約130g。対応OSはWindows 7/8.1/10(64bit)。デスクトップPCの動作環境は、CPUがIntel Core i3 2120以上(Core i5 2400以上推奨)、グラフィックボードはIntel HD Graphics 2000以上、NVIDIA GeForce GT 440以上、メモリは4GB以上(8GB以上推奨)。

背面