ときどき、家具を買い替えたい衝動にかられることがありませんか?
どうしてこんな薄暗い色のソファを選んでしまったのか…。
「アンティーク」のランプがただの「古びた」ランプにしか見えない…。
このコーヒーテーブルは、大学を卒業してはじめて一人暮らしをするときにおばさんからもらったお下がりだ…。
ああ、すべてを放り出して、イチからやり直したい!
まずは模様替えをしてみよう
こんな衝動に従ってしまう前に、今ある家具を並び替えて模様替えをしてみましょう。
家具の並び替えなら、大金を使わずにおどろくほど部屋をリフレッシュさせることができます。
(引っ越し以来ずっと隠れていた場所を掃除するチャンスにもなる)
エンドテーブルを思いつきであれこれ動かす前に、頭に入れておくべきポイントがいくつかあります。
そのほうがずっと満足する結果が得られやすくなります。
1. 動線を考える
家の中の動線を考えてください。
ダイニングルームに行くたびにソファをぐるっと回らなければならないのは面倒ですよね?
部屋の中をスムーズに移動できるよう、動線を意識して家具を配置してください。
家具同士があまり近づきすぎていると、通り抜けるたびに体をよじらなければならなくなります。
(ただし、エンドテーブルは、飲み物やテレビのリモコンに手が届く場所に置いたほうがいい)
また、部屋の使い方も考えてください。
引っ越してきたときに、まだ子どもが小さかったとしたら、電子レンジをキッチンではなくダイニングルームに置くとどんな困ったことが起こるか、予想もしていなかったと思います。
もう何年もその家に住んでいるなら、どうすればスペースを有効に使えるか、どの家具とどのアイテムを近くに置けばいいか、わかっているはずです。
2. バランスよく配置する
部屋の片側が「重すぎる」感じにならないよう、家具の大きさを考慮しながら配置してください。
片側に大きな家具を集め過ぎてはいけません。不安定な感じになってしまいます。
大きい家具と小さい家具、また、形の違う家具を部屋の中にバランスよく配置しましょう。
3. 中心となるものを見つける
その部屋で一番気に入っているものは何ですか?
それは芸術作品かもしれないし、暖炉のマントル、作り付けの本棚かもしれません。
お気に入りのものがどこからでもよく見えるようにし、周囲にごちゃごちゃと物を置かないようにしましょう。
4. 壁に押し付けない
多くの人が、家具をすべて壁にぴったりと押し付けてしまいます。そのほうがスペースの節約になると思っているのです。
これではいけません。壁から何センチか離して、小さなゆとりを作ってください。
そのほうがむしろ部屋が広く見えることに気づくでしょう。
5. 会話が弾むようにする
リビングルームでやってしまいがちなことの一つは、ソファや椅子をすべてテレビに向けてしまうことです。
そのほうがより多くの人がテレビを見られるということでしょう。
しかし、これでは会話がしずらくなってしまいます。
パーティーでテレビゲームをして盛り上がっているとしても、会話を楽しみたいゲストもいるはずです。
近くに座って話せるエリアをつくって、会話が弾むようにしましょう。
6. うまくいかないときはやり直す
家具を並べ替えることの最大の利点は、お金がかからないことです。
並べ替えてみて「なんだこりゃ? 最悪だ」となってしまったら、別の配置を試してください。
もしかすると、もとの配置が一番ましだったという結論にいたるかもしれませんが(そのときこそ、新しい家具を買いに出かけましょう)、とにかく試してはみたと自分を納得させることができます。
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Image: Pexels
Meghan Moravcik Walbert - Lifehacker US[原文:Rearrange Your Furniture Before You Spend Money on Redecorating]