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映画「空母いぶき」、浮船艦長「いてまえー!」シーンが先行解禁

かわぐちかいじ原作、西島秀俊や佐藤浩市ら豪華キャストが集結した映画「空母いぶき」。5月24日の公開を前に、先行上映会で大ウケだったという護衛艦いそかぜの本編一部シーンが解禁された。

「空母いぶき」
(c)かわぐちかいじ・惠谷治・小学館/「空母いぶき」フィルムパートナーズ

解禁となった映像は、敵駆逐艦と護衛艦いそかぜの攻防シーン。いぶきの前方に現れた敵駆逐艦に対して、敵味方ともに極力犠牲者を出さないよう、主砲による砲撃で敵の無力化に挑む様子が映し出されている。

護衛艦いそかぜの艦長・浮船武彦は、本気モードになるとつい関西弁が出てしまうという個性的なキャラクター。敵駆逐艦との攻防では敵のことを“やっこさん”と呼び、砲撃する時には“いてまえー!”と叫ぶなど、一癖も二癖もある艦長を山内圭哉が熱演。先行上映会で本作を観た人の間でも浮船艦長のシーンが話題となり、特に関西での先行上映会では、緊迫感の中に差し込まれるコテコテな関西弁に会場が大きな笑いに包まれたという。

いそかぜ・浮船艦長の本編映像

浮船艦長を始め、常に冷静沈着な、はつゆき艦長・瀬戸斉昭(玉木宏)や、原作再現度が高いと話題の、はやしお艦長・滝隆信(髙嶋政宏)など、個性的なキャラクターによる、それぞれの艦のカラーも注目の作品となっている。

出演は西島秀俊、佐々木蔵之介、本田翼、小倉久寛、髙嶋政宏、玉木宏、戸次重幸、市原隼人、堂珍嘉邦、片桐仁、和田正人、石田法嗣、平埜生成、土村芳、深川麻衣、山内圭哉、中井貴一、村上淳、吉田栄作、佐々木勝彦、中村育二、益岡徹、斉藤由貴、藤竜也、佐藤浩市。

監督は若松節朗。企画は福井晴敏、脚本は伊藤和典、長谷川康夫。配給はキノフィルムズ。

「空母いぶき」
(c)かわぐちかいじ・惠谷治・小学館/「空母いぶき」フィルムパートナーズ

「空母いぶき」あらすじ

20XX年。日本の最南端沖で起こった国籍不明の軍事勢力による突然の発砲。日本の領土の一部が占領され、海保隊員が拘束された。未曾有の緊張が走る中、政府は初の航空機搭載型護衛艦「いぶき」を中心とする護衛隊群を現場に向かわせる。空がうっすらと白み始めた午前6時23分。この後日本は、かつて経験したことのない1日を迎えることになる……。