どれを試してみようかな?
オンラインサービスがいくら発展していても、たくさんの有用な無料アプリやソフトウェアは今でも存在しています。米GizmodoのDavid Nield記者は、スマートフォンからパソコンまでカバーした、掘り出し物の無料アプリを紹介してくれています。
なお、いくつかのアプリはソフトウェア内に課金機能が含まれています。でも課金しないままでもたくさんの機能が使えるはずです。
主にモバイル向け
JustWatch(Android,iOS)
JustWatchを使えば、見たい動画がどこで配信されているのかを教えてくれます。Amazon Prime VideoやNetflix、Hulu、HBO Now、YouTubeなど、探し回る時間を節約できるんです。さらに、コンテンツのレンタルや購入の値段が変更されるとそれを通知してくれたり、新作タイトルの登場を教えてくれたりします。
Libby(Android,iOS)
米国の図書館は何千冊もの電子書籍やオーディオブックに無料でアクセスできます。このアプリでは、司書が選んだ本や人気の本を知ったり、自分で探し回ることができます。本はサンプルを見たり、アプリ内から借りることもできます。(日本からもインストール可能ですが、現地の図書館のアカウントなどが必要です。)
Google Arts & Culture(Android,iOS)
Google Arts & Cultureでは、世界最高の美術館や博物館の展示物を見たり、近くの文化イベントを見つけたり、自分が今いる場所から近いところにあるアート作品や展示物を教えてくれます。かなーり有用に時間が使えそうなアプリですね。
Forest(Android,iOS)
Android や iOSに組み込まれているデジタル・ウェルネスアプリよりも、Forestのほうがいいかもしれません。デジタルの木を育て、森へと成長させるだけのアプリですが、これがスマートフォン中毒から離れさせてくれる気がするのです。
Spendee(Android,iOS)
Spendeeは出費パターンや予算のゴールを教えてくれるアプリです。Spendeeほどシンプルかつ直感的で、クリーンなレイアウトのアプリはなかなかありません。お金の管理が簡単にできる質の高いオールインワンアプリです。
Otter Voice Notes(Android,iOS)
Otter Voice Notesは、会話をリアルタイムにテキストに書き起こしてくれるアプリで、会議やインタビューの記録に最適です。書き起こしは不気味なほど正確で、毎月600分の無料利用が可能です。今のところ英語にしか対応していませんが、いつか日本語でもこういうサービスが出るといいなぁ...。
CamScanner(Android,iOS)
CamScannerは、非常に高品質かつ多機能なドキュメントスキャナーです。自動トリミングやコントラストの最適化、他アプリとの共有、PDFへのエクスポート機能、パスコードでの保護、注釈のサポートなどなど、必要な機能がほとんど揃っています。
Hour Blocks(iOS)
スケジュール管理にはHour Blocksがオススメ。1日を1時間毎のブロックに区切り、わかりやすく予定を立ててくれます。もちろん、iOSのカレンダーからイベントを同期することもできます。
Snapseed(Android,iOS)
SnapseedはAndroidとiOS向けの写真編集アプリ。ギズモード読者なら聞いたことがある方も多いかもしれませんが、スマホユーザー全体で見ると、高機能なのに知名度が低すぎると思います。シミの修正や写真の回転、トリミング、テキスト、フィルター効果の追加などが可能です。
Unsplash(iOS)
Unsplashでは、たくさんの無料画像がゲットできます。広大な山脈から図書館の一角、かわいい動物まで、スマートフォンやラップトップの壁紙にピッタリ。Android版のアプリはありませんが、Webから画像を入手することもできます。
主にデスクトップ向け
Giphy Capture(macOS,web)
macOS版のGIPHY Captureでは、あらゆるファイルを簡単にGIFへと変換してくれます。Web版はあまり高度な機能はないものの、オフライン/オンラインの動画ファイルをGIFに変換できますし、カスタマイズオプションもたくさんありますよ。
Canva(Android,iOS,web)
デスクトップ版のCanvaでは、ロゴやチラシ、ポスターなどあらゆるデザインを、ノースキルかつ知識無しで数分で制作できます。まるで、気分はデザイナー!?
Krita(Windows,macOS)
Kritaは多数の開発者とユーザーに支えられている、オープンソースのデジタルペイントツールです。あらゆる種類のグラフィックアートワークをコンピュータ上で作成できます。使い方に困ったとしても、Krita公式のチュートリアルが豊富にあるのが強みです。
Pixlr X(web)
完全無料で使えるオンライン画像編集ツールのPixlr Xは、多くのデスクトップ向けプログラムよりも優れています。画像のサイズ変更、クロップ、直線化、明るさ、カラー、コントラスト設定の変更、インスタントフィルタの適用、画像の一部の複製、傷の修正、テキスト、シェイプ、境界線の追加などなど、なんでもござれです。
The Unarchiver(macOS)
開けないアーカイブファイルほどイライラするものはありません。Mac用ツールのUnarchiverはZIPファイルからISOファイルまで、あらゆるアーカイブ形式に対応し、圧縮・解凍できるアプリです。
7-Zip(Windows)
こちらはWindows用の圧縮・解凍ツールの7-Zip。対応しているファイル形式は極めて多様。またZIPやTARなどのファイル形式でバックアップを作ったり、ファイルの抽出が可能です。また、エクスプローラーとの密接な連携も特徴です。
Shotcut(Windows,macOS)
Windows Movie Makerが廃止されて以来、Windowsユーザーは気軽にホームビデオを編集する術を失ってしまっていました。こちらはオープンソースの動画編集ツール「Shotcut」。タイムライン表示とさまざまな便利機能で、動画をサクサクと処理できます。アプリはWindowsとmacOSに両対応です。
Amphetamine(macOS)
シンプルだけど便利なAmphetamine(アンフェタミン)は、MacBookの蓋を閉めても電源さえ繋がっていればシステムを起動させ続けてくれるツールです。外部モニタを使う時や、リモートデスクトップアプリを使うときにきっと役立つはず。
Spark(Android,iOS,macOS)
メールクライアントのSparkがあれば、受信ボックスの概念を変えてくれるかもしれません。手間を減らしつつ最も重要なメッセージを表示し、メール処理をはかどらせてくれます。自動ソートやメールのスケジュール、シンプルなカレンダーなどの機能が揃っています。
HandBrake(Windows,macOS)
HandBrakeでは、DVDを含むほぼあらゆるフォーマットのビデオファイルを、別のフォーマット(MP4など)に変換できる、ビデオトランスコーダーです。アプリはそこまでシンプルではありませんが、オープンソースの世界の中でも、最も優れたツールに違いありません。