インターネットのおかげで、誰にでも簡単にメッセージを送れる世の中になりました。SNSを見れば、元カレ・元カノがどんな生活を送っているのかわかります。

でも、もしそんなことをすれば、気持ち悪いやつと思われるのがオチです。あなたが思いを寄せる人に、DMを送る際には注意が必要です。

これは、DMが絶対にダメということではなく、条件があるということです。私のかつての編集者で、親しい友人でもあるEmily McCombsさん(元「xoJane」、現「HuffPost」編集者)は、州をいくつかはさんだ遠方からDMを送ってきた男性と長く交際しています。

彼女は魅力的な女性で、かなり前からネットを利用しているので、当然のことながら、この種のメッセージをたくさん受け取ってきました。

その中には、良いものも悪いものもありました。

そんなMcCombsさんが、DMを送る際に気をつけるべき点をいくつか教えてくれました。

1. DMが送るのは「メッセージ」

どんな内容であれ、こちらから一方的にメッセージを送るということは、相手から返事が来なくてもしかたがないということです。

その仕打ちに耐えられない人は、送るのをやめたほうが無難です。また、たとえフレンドリーな返事が来たとしても、必ずしも相手が会話のラリーを望んでいるとはかぎりません。

もし相手がそうしたければ、向こうから仕掛けてくるはずです。

そもそも男性がDMを送ってきた時点で、相手が自分に興味を持っていることはわかります。それについては、あからさまにする必要はありません」と、McCombsさんは述べ、恋愛方面に進みたい場合には我慢が必要だと付け加えます。DMを送る相手が女性の場合は、とくにそうです。

礼儀正しくしたいのなら、段階を進めるべき時が来たという女性側の合図に従ってください。女性はいつも、ネット上で蔑視されたり、性の対象として扱われたりしていることをお忘れなく。その煩わしさを増やすようなことはしないでください。

その場合もやはり、礼儀正しさが求められます。

2. 「無理矢理な会話」は避ける

一番良いのは、「物事」についての会話です。

人の外見についてのコメントから始めるのは得策ではありません。

会話を自然なものにする方法としてMcCombsさんがすすめているのは、ひとつの話題を見つけることです。InstagramやTwitterなら、何かしら話のタネが見つかるはずです。

「私は、『ストーリー』には反応します。会話に飛び込むような感じで、より自然に感じられますから」とのこと。

気を引こうとするDMが届いても私は気にしませんが、そうしたDMは、女性に直接アプローチするようなものです。相手に面と向かって言えないようなことは、決して言ってはいけません

考慮すべき重要なことが、もうひとつあります。

それは、メッセージを送る相手が、この種のコミュニケーションに対してオープンであるかどうかということです。

もし相手のプロフィールが、「大切な人」の写真や「大切な人」についてのコメントで埋め尽くされていたら、たぶんその人はセクシーな会話を楽しみたいとは思っていないでしょう。

なので、ニュートラルな姿勢で礼儀正しく接して、うまく調子を合わせましょう(相手がひとりのパートナーとしか性的関係を結ばない人かどうかわかりませんが、そうじゃないと決めつけるのはやめておきましょう)。

3. 多くを望んじゃダメ

すごく気のきいたメッセージを送ったからといって、返事が来るとはかぎりません。相手にはそんな義理などありません。

返事が来なくても、それでよしとしなければなりません。返事がないということ自体が返事なのです。

最初のメッセージに返信がなければ、たぶん次のメッセージにも返信はないだろう、とMcCombsさんは言います。

「何度もDMしてくる男性もいますが、興味がわかない以上、返信はしません」と彼女は言います。それでもしつこくDMしてくる人もいますが、本当にクレイジーです! もし無反応なら、たぶんその女性は相手のモーションに無関心なのでしょう。

その場合は、スレッドを埋めるほど話しかけても、単なるひとりごとにしかなりません!


私もこれまで、さまざまなメッセージを受け取ってきました。私が書いた文章をほめてくれるものだったり、ジョークへの反応だったり。そんなメッセージなら大歓迎です。とくに、返信したり、もっと会話を続けたりといったプレッシャーを感じなくてもいいような場合は。

結局、すべては、相手の境界線や時間を尊重することに行き着くのです。素敵な人に素敵なメッセージを送るのは素敵なことです。

ですが、相手に返信を要求するのは、その人の時間を自分に使えと要求しているのと同じです。

相手は、時間に余裕がないかもしれません。あるいは単に、どうせならほかのことに時間を使いたいと思っているかもしれません。

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Image: Thom Holmes/Unsplash

Claire Lower - Lifehacker US[原文