先日、シカゴから乗った飛行機が合計4回も遅延しました。

まず、機材の到着が遅れて遅延。

その後、別のフライトが遅れたせいでクルーの到着が遅れて遅延などなど。夜のフライトには、遅延がつきものなのでしょうか。

朝より夜のフライトのほうが遅延は多い

たしかに夜の便だと、朝からちょっとした遅延が少しずつ積み重なって、最終的には何時間もの遅れにつながることがあります。

Points Guyの指摘によると、2018年以降の米国国内便700万便を統計的に調査したところ、早い時間に離陸するフライトほど定時運航率が高かったそうです。

午後になるほど定時運航率が劇的に下がり、特に20時以降が最悪という結果でした。

こちらは、時間帯別の定時運航の状況です。

定時運航が多い時間帯

午前7時台(89.8%)

午前8時台(88.6%)

午前9時台(87.6%)

定時運航が少ない時間帯

午後10時台(72.9%)

午後8時台(73%)

午後9時台(73.3%)

これは、たとえば午後10時台に出発するフライトの場合、100便あったら27便が遅れて到着することを意味します。

飛行機の遅延を避ける方法は「朝の便に乗る」

ここで忘れてはならないのが、航空会社は遅い便に対して、最初から遅延を想定したスケジュールを組んでいるということ。

つまり上記の数値は、想定以上の遅延が日常的に発生していることを意味します。さらに、これらの数値には、どれくらい遅れたかまでは反映されていません。

まとめると、遅延を避ける最善策は、できるだけ朝の時間帯に出発すること。朝の便には、乱気流に遭遇しにくいというメリットもありますよ。

1時間ごとの詳細な遅延率を知りたい人は、The Points Guyの記事をご覧ください。

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Image: DaniloBueno/Pixabay

Source: The Points Guy

Josh Ocampo - Lifehacker US[原文