各地で梅雨入りとなり、しばらくはジメジメとした嫌な時期が続きますね。
しかし、梅雨を乗り越えれば次は夏のレジャーがやってくるので、キャンプギアなどもいろいろ検討しておきたいところ。
そんな折、姉妹サイトmachi-yaで面白そうなアウトドアグッズを発見。
不燃布と呼ばれる燃えない布で薪や炭を蓄えるユニークな折たたみ式の焚き火台&BBQグリル「Folding Fire」です。
サンプルをお借りすることができたので、さっそく利用してみた感想をお伝えしたいと思います。
組み立て要らずの超シンプル設計
「Folding Fire」はこのように三脚やアウトドアチェアのようなケース(袋)に収納されており、設営はとても簡単。
撮影の都合でメインパーツの不燃布を外していますが、実際の設置は袋から取り出して広げるだけ。10秒もあれば問題なく完了できるでしょう。
BBQグリルをセットしたところがこちら。網自体も折りたたまれてケースに収納でき、自宅や車での保管も比較的省スペースで済みます。
ちなみに隣に鎮座するのはアウトドアでは定番のSnow Peakの焚き火台(Mサイズ)。比較すると「Folding Fire」は大きめの製品ですが、焚き火台として利用する場合は、大きく広げて、余裕を持って薪を蓄えられるので、その点がメリットだと感じました。
すごいよ不燃布
実際に火を起こして焼いてみたところがこちら。
若干火元と距離があるので、強火が必要な場合は炭の置き方を少し工夫する必要がありますが、大きな不満はありません。
製品本来の価値から少し外れますが、大きく広げて使いたい場合は、市販の大きな網を使うと、炭との距離を近づけられるのでいいかもしれません。
画像では伝わりきらないのですが、煌々と燃える炭でも不燃布には一切変化なし。端のほうやフレーム部分には熱がほとんど伝わっていないので、素手で触っても問題なく、接触による火傷などは減らせそうです。
ただし、ご自身で試される場合は火を扱っていることを忘れずに十分ご注意くださいね。
炭が燃え尽きたところがこちら。細かい灰が網目に詰まってはいますが、不燃布自体やフレームには変化がなく、耐火性能はスペック通り十分です。
後片付けも簡単
完全に鎮火したことが確認できればこのように不燃布だけ外して、灰を処理するだけ。水をかけたあとに専用ゴミ箱へそのまま持っていけます。
BBQコンロは、箱をひっくり返したり叩いたりと、後片付けが少々手間になるものが多いのですが、「Folding Fire」ではその面倒さはありませんでした。
こちらが完全に灰を除去したところ。お肉の油が落ちた部分などは少し変色が見られますが、いわゆる焦げや酸化といった変化は見られません。
スチールブラシなどでゴシゴシと洗浄するといった労力が不要で、あとはフレームにセットしてケースに戻すだけなのでお手入れは非常に簡単ですね。
一通り使用してみましたが、BBQグリルとしての機能は十分でした。とにかく気軽に使える点が、カジュアルユーザーにも向いているかもしれませんね。
この燃えない布が特徴の折たたみ式焚き火台&BBQグリル「Folding Fire」は現在クラウドファンディングサイトmachi-yaでキャンペーン中。執筆時点では33%OFFの12,900円(送料込)からオーダー可能となっています。
気になる方は是非下のリンクからチェックしてみてください。
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Photo: 増田 隼也
Source: machi-ya