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フジヤエービックとフジヤカメラが合併、AVIC映像部門はカメラ本店に合流

東京・中野にあるAV機器の専門店フジヤエービックは、同じく中野にあるフジヤカメラと、6月21日に合併する。存続会社名はフジヤカメラ店となり、旧フジヤエービックの各部門は「株式会社フジヤカメラ店 エービック事業部」と名称を変更する。

フジヤエービックは1986年に、ビデオ・映像部門の専門店としてフジヤカメラから分社・独立。以来34年間、映像及び音響の専門店として展開してきたが、最近の撮影機材や映像技術の進歩に伴い、ユーザーの要望やニーズが大きく変化。カメラ専門店として85年間営業を続けているフジヤカメラと統合することにより、「さらに多くのお客様のご要望にお応えし、より高い専門性を持った静止画・動画を一括した映像機器の専門店として、多様なサービスの提供を進めていく」としている。

この合併に伴い、店舗の移転も行なわれる。現在フジヤカメラとフジヤエービックは中野駅北口徒歩数分内のエリアにおいて、分野ごとに特化した映像・写真の専門店8店舗を展開しているが、2020年6月頃を目途にフジヤエービックの映像部門が、現在のフジヤカメラ本店に隣接する新築ビル(店舗面積約100坪)へ合流移転する予定。

一方で、ヘッドフォンを始めとする音響部門は引き続きブロードウエイ館内で営業するが、これにともない店舗面積を拡張、より専門性を高めていくという。なお、フジヤエービックの商号・商標等に関しては現在のものを継続して使用する。