Instagramで、ホームスクールコミュニティOther GooseのErin Loechnerさんが、こんな素敵な子育て術を紹介していました。

子どもを寝かしつけるとき、「むかーしむかし」で始めて、その日の朝から今に至るまでの出来事をゆっくりと語ります。たとえばこんな感じです。

「むかーしむかし、夜明けとともに目覚めたペニーは、ママを呼び、ハグをしました。その後バナナパンケーキを食べると、フォークでカウンターをトントンたたきました……」

ちょっとおどけた、でも、とってもやさしい時間。昔々(3時間前)に起きた、お菓子をこぼした事件を、親子で笑って語るのです。

寝る前に親子で1日を振り返ってみよう

このように1日を振り返る儀式は、その日を終えた「達成感」と「親子がつながる余地」を与えてくれます。

さらに、その日の栄光も失態もひっくるめたすべてを1つのストーリーとして見ることで、穏やかな気持ちが訪れるでしょう。

これは大人でもそう。自分を第三者の視点から見ることで、日々の悲劇から心理的な距離を置き、感情をコントロールできるのです。

(筆者もよく、「Michelleはものすごいプレッシャーを感じていましたが、1つ1つのタスクを集中してこなしていくことに決めました」とやっています。バカバカしいけれど、効果てきめんです)

子どもにも同じことをさせてあげてください。彼らが学びを得たり、優しさを身につけていく様子を見守ってあげましょう。日々の出来事を耳にして、自分の中に取り込んでいくお手伝いをしてあげましょう。

日常の中に教訓を混ぜてストーリーを作る

さあ、今夜の寝かしつけに、こんなストーリーはいかがでしょう。

日常の中に「教訓」を混ぜるのがポイント。でも、やりすぎには注意です)

むかーしむかし…

…リッキーが創ったレゴを、弟が壊してしまいました。最初は怒ったリッキーでしたが、まだまだ小さい弟です。周りを見ることを学んでいる真っ最中であることを、リッキーは理解したのでした。

…エディーはその日、言われなくてもお手伝いをしました。

…タラは、ちょうちょについての発表をひかえ、緊張していました。でも彼女は、パパママの前で7回の練習を重ね、発表内容をぜんぶ覚えてしまいましたとさ。

これを習慣にすれば、いつしか子どもは自分を物語の主人公として見るようになります。

そして、どんな日にも明るい兆しがあることを知り、エンディングは自分の力で変えられることを学ぶでしょう。いつしかあなたの語りは、彼らの内なる声へと変わっていくのです。

あわせて読みたい

長時間テレビやゲームに夢中になる子どもに機嫌よく止めさせる声かけのコツ

長時間テレビやゲームに夢中になる子どもに機嫌よく止めさせる声かけのコツ

子どもが「宿題・片付け」を自発的にはじめる伝え方のコツ|育児ハック

子どもが「宿題・片付け」を自発的にはじめる伝え方のコツ|育児ハック

仕事や育児に「No」と言えるマインドの作り方|育児ハック

仕事や育児に「No」と言えるマインドの作り方|育児ハック

Source: Other Goose/Instagram

Image: Hero Images/Getty Images

Michelle Woo - Lifehacker US[原文