飛行機の座席は狭いです。
そのため、出入りに少し苦労することもあります。真ん中か窓側の席なら、アームレストを上げれば、多少はスムーズに出入りできます。
それに対して、通路側の席はどうでしょう。「通路側のアームレストを乗り越える以外に、選択の余地はない…」そんな風に思っていませんか?
でも実は、この通路側のアームレストも上げられるんです。
それにはまず、アームレストの仕組みを知っておきましょう。
通路側のアームレストの仕組み
機内のほかのアームレストは、ボタンを押せば上がり、アームレストを下に引けば下がります。一方、通路側のアームレストは定位置に固定されているので、それを上げるためのロックを見つけなければなりません。
幸いなことに、このロックは常に同じ場所にあります。
席に着いたら、アームレストの裏に手を伸ばしてみましょう。アームレストの下側を触ると、背もたれの近くにレバーがあるのがわかると思います。
それを引くとロックが解除されるので、アームレストを上げることができます。
アームレストをあげるメリットと注意点
この裏ワザは、年配の方やケガをしている人が席を出入りするのを助けてあげる必要がある場合にも有効です。
あるいは、前の座席の人が背もたれを倒しているせいで、アームレストと背もたれの間のスペースが狭すぎて、身体を押し込むようにしてトイレに行かなければいけない場合にも。
応用編:この裏ワザは、ほとんどの飛行機で窓側の席でも使えます。なので、窓に寄りかかってうたたねしたい時には、アームレストを上げれば、数インチ多くスペースを確保できます。
大切な注意点:離着陸中、アームレストは下げておかなければなりません。なので、アームレストを上げたのなら、必ず元の位置に戻しましょう。
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Image: Milkovasa/Shutterstock.com
Emily Price - Lifehacker US[原文]