気象学者のPaul Goodloe氏に言わせると、「家族旅行に小さな子どもがいると、それはバケーションではなくただの旅行」です。

いえ、子どもと一緒に世界を旅すれば、一生ものの体験になることもあるでしょう。でも、逆に苦い思い出になるかもしれません。トロピカルドリンクに盛り上がって、歯止めのきかない子どもたち。

親であるあなたには、どこにも逃げ場がないのですから。

1週間以上の家族旅行に出かけるときは、親にも休息時間が必要です。子どもたちから解放されて、自由になる贅沢な時間。そんな贅沢も、事前に計画しておけば、実は難しいことではありません。

1. 託児付きのホテルに泊まる

いちばん手っ取り早い方法が、子どもを無料で預けられるキッズクラブ付きのホテルを見つけること(「無料」というのは正確ではありません。宿泊料に含まれているので)。

いわゆるオールインクルーシブのホテルやクルーズには、託児という素晴らしい特権が付いています。昨夏、妊娠4カ月だった私がノルウェーへのクルーズ船内で利用した「キッズルーム」はとても便利で、娘を新しい友達と遊ばせている間に、私は毎日昼寝をすることができました。

The Points Guyのこちらの記事では、米国内で無料の託児サービスが付いているホテルを紹介しています。Trip Advisorでは、キッズクラブ付きの場所を検索できます。お金に糸目をつけないなら、家族に専任のシッターを付けてくれるリゾートもありますよ。

東京のいくつかホテルでも託児サービスを実施しています。一休.comにまとめられていたので参考に。託児付きホテルなどのキーワードで検索すると該当サービスを見つけられますよ。

2. 日帰りキャンプを使う

デンバーに住むSarahさんというママが、最近ご夫婦で実践したベストアイデアを教えてくれました。

コロラド州のコンドミニアムに一家で滞在したときのこと。子どもたちは毎日8時から17時まで、自然科学を学ぶデイキャンプに参加しました。そのときのことについて、Sarahさんはこう振り返ります。

子どもたちは素晴らしい時間を過ごしたようです(最終日、1人の子はキャンプが終わってしまうのが悲しくて泣きました)。

子どもたちから解放された夫と私は、ハイキング、自転車、ゴルフ(夫のみ)、水泳、温泉、ショッピング、食事、お酒を楽しみました。

夜には家族全員で食卓を囲み、その後プールやテレビを楽しむ毎日。1日だけ、子どもたちは泊まりもありました。つまり、ひと晩まるまるフリー! 間違いなく、我が家の毎年恒例行事になるでしょう。

うまくリサーチすれば、日帰りキャンプは比較的安価な選択肢といえます。

しかも子どもたちは、家では学べないスキルを身につけることができるので一石二鳥です。ただし、このようなプログラムは、3歳以上、あるいはトイレトレーニングが完了していることを条件にしているところがほとんどなので注意が必要です。

3. シッターを雇う

現地でベビーシッターを雇うという選択肢もありますが、特に海外でシッターを見つけるのは難しいものがあります。そんなときはまず、Facebookで友達に尋ねて感触をつかみましょう。それが難しければ、ホテルのコンシェルジュに聞けば、信頼できる託児施設を紹介してくれるかもしれません。

あるいは、Care.comというサイトでは、20カ国以上のベビーシッターを紹介しています。

4. 他の家族(または祖父母)とタッグを組む

私のイチオシソリューションがこちら。他の家族と旅行に行き、それぞれに預け合って自由な時間を確保するという方法です。

留守番担当の夫婦が、子ども全員の世話をします。

費用はかかりませんし、子どもたちどうしの仲も深まります。同様に、祖父母と一緒に行くのもいいでしょう。この方法は、OffspringのFacebookグループでも多くの人が紹介していました。

5. ベビーモニターを持参し、子どもは早く寝かせる

子どもたちから完全に解放されるのが難しくても、ある程度の自由時間を捻出する方法はあります。

それは、子どもを寝かせたあと。夫婦でワインを飲んだり、最新のドラマをチェックしたり。1歳の子を持つEmilyさんは、こんな方法を紹介してくれました。

モニターの電波がホテルのロビーエリアまで届くことを確認したうえで、子どもが寝ている間にお弁当とビールを持ってゲームを楽しみました。

いかがでしたか?

あなたも独自の方法を見つけて、子連れ旅行のバケーション感を高めてくださいね。

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Reference: The Points Guy,Trip Advisor,一休.com,Care.com

Michelle Woo - Lifehacker US[原文