魔法使いに転職しました。
『ポケモンGO』やってます? 僕、リリース当初に少しプレイしたあとにやめてしまったのですが、いまだに続くポケGO人気にびっくりしていて、取り残された気分です。やっとけばよかった...。
そんな中、ポケGOを手がけたNianticとWB Gamesが位置情報ARゲーム『ハリー・ポッター:魔法同盟』を発表しました。海外ではすでにリリースされていましたが、ついに日本でも本日から配信が始まりました。おお、じゃあポケGOの代わりにこっちに手を出してみようかしら。
ということで実は先日、一足先に体験会でデモ版をプレイさせてもらったのでレポートしていきます。晴れて魔法使いに就任です。
ぼくは魔法使い。魔法界の情報漏洩、許さない
実は世界は魔法界とマグルの世界(人間が住む現実世界)に分かれてまして。この前ですね、魔法界のほうで大災厄が起こったんですよ。これのせいで、マグル(人間)には絶対秘密だった魔法界の存在が知られそうになっちゃってるんです。魔法の痕跡(アイテムや生物や敵)が魔法界からマグルの世界に漏れ出しちゃってるんですよ。いわゆるセキュリティインシデントってやつです。この情報漏洩に対処するために僕は「国際機密保持法特別部隊」に入隊して、マグルの世界に冒険に出ることになったわけですね。
業務内容は豊富でやりがいのある仕事です
日々の仕事は「魔法の痕跡」を集めて魔法界に戻すこと。
この魔法の痕跡、歩いているとたくさん出現するからもう大変です。どのくらい出現するかって? うーんたぶんポケモンぐらい出ます。この痕跡は魔法で解放することができます。杖を振って呪文を唱えるアレです。
画面上の杖を指でクイっと動かして呪文を描くと魔法が発動します。杖の振り方が下手だと失敗したりするのですが、なかなかシビアで難しい。ただなぞるだけじゃダメで、描く速度も重要になります。時には邪魔をする敵も出現するので、呪文で倒さなきゃいけません。うーむ、練習が必要ですね。
国際機密保持法特別部隊には他にもこんなに仕事があります。最初からやりこみ要素が半端じゃありません。
・魔法の痕跡を集める
・敵を倒す
・図鑑を埋めていく
・宿屋で食事して呪文エネルギーを注入
・植物を育てて魔法薬を調合
・自分のレベルやスキルツリーを磨いていく
・砦で仲間と敵を倒す
・「ポートキー」でさらに強力なアイテム
仲間との砦バトルも体験したのですが、操作システムが少し変わります。攻撃する照準をジャイロで合わせてから呪文を描き、敵も攻撃してくるのでそれを杖で防ぐ、の繰り返し。呪文が上手く描けないと倒すのに時間がかかるのですが、砦バトルは5分以内に敵を全員倒さなきゃいけないんです。なかなかスポーツ性あるドキドキゲームじゃないですか?
あこがれの「ポートキー」の本気AR
この業務(ゲーム)の醍醐味は「ポートキー」。入手して一定距離を歩くなど条件を満たすと使えるようになります。ポートキーは魔法界への入り口。現実世界からフルARで向こうの世界に入って、普段は手に入らないアイテム探しができます。
ただ僕、まだ未熟な魔法使いなので、ポートキーの機能は触らせてもらえませんでした。日本でのリリースまでおあずけです。ビデオで見せてもらったデモでは、現実世界のカフェの中が、スマホ越しに周りを見渡せば魔法界のお店の中、という感じでした。ここはポケGOとは一味違った「本気のフルAR」なのでワクワク感が違います。体験できず生殺し状態…。
ハリー・ポッターへの愛が深いほど強くなれそう
短い時間で「魔法の痕跡あつめ」を中心にプレイさせてもらいましたが、ほかにも集めるものや習得するスキルが盛りだくさんでした。ポケモンGOがアップデートで重ねてきた機能と同じかそれ以上の要素がすでにこのゲームには詰め込まれている印象です。
スマホゲームをあまりやらない僕からすると「やること多すぎて大変そう」というのが正直な印象。でもそれは裏を返せばそれは「やりこめるゲーム」ってことですよね。
ハリー・ポッターへの愛が深ければ深いほど強くなれるゲームなので、ファンの方はぜひ愛試しにプレイしてみてください。
僕もポートキーでVR魔法界を覗くまではやってやるぞ…!