Googleマップさん、使えすぎ!
公共の乗り物を使う時に、1番困るのが遅延。最近はツイッターで比較的リアルタイムの運行情報が得られますが、いつもというわけではありません。そこで、Googleさんは考えてくれました。モバイル版Googleマップで公共の乗り物の混み具合や遅延を予測しようって。
過去データから混雑を予想
もう気づいている人も多いかもしれませんが、6月27日から、iOS版とAndroid版のGoogleマップがアップデートされて、バスや電車/地下鉄の混み具合を予測してくれたり、バスの遅延をライブで警告してくれる機能が追加されました。
混み具合の予想は、過去の混雑状況を基にしています。それを見れば混んでいる時間を避けることができます。子供を連れていたり体調が悪い時には指針になっていいですね。まぁ、首都圏の満員電車は朝と夜〜深夜にかけてと固定化されていますが、それでも1〜4段階で満員指数がわかるのはいいと思います。ほら、満員度2ならベビーカーのせられるな、とか考えられますし。
バスの遅れに関しては、実際の運行状況に基づいて移動時間が確認されるのだそうです。ありがたいのは、マップ上でどこらへんに遅れが出ているのかもわかるようです。これ、とってもありがたいです。
というのも、私は空港に行く時にリムジンバスを利用するのですが、ある時、ロータリーから30分ほど離れた場所で事故が起こってバスの到着が1時間ほど遅れました。事故の処理がいつまでかかるのか、具体的にどこで事故が起こったのかの情報は係員から聞くしかありませんでした。しかし、係員もバスの運転手から道路状況を聞かなくては具体的なアドバイスをすることもできず、私たちはいつ来るかもわからないバスの到着をひたすら待っていました。
遅れてやってきたバスにいざ乗り込もうとしたところ、運転手さんから聞かされたのは「バスは使わず、今すぐ電車に乗ることをお勧めする」という言葉。事故現場付近が渋滞していて、予定を大幅に遅れて到着するだろうから、急いでいるなら電車を使って欲しいということでした。並んでいた出張を控えたサラリーマンは血相変えて走り出すし、ちょっとしたカオスになりました。
あの時、この機能があれば、バスの状況をマップ上で確認して早々に電車に切り替える判断ができたことでしょう。
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