こちらは6月28日に掲載した記事の再掲載です。

SF映画やアニメに登場する、リアルタイム翻訳を搭載した夢のようなアイテム。

現代では、翻訳サービスなどを利用して同じような機能を使うことはできますが、より手軽に使えて、スムーズな会話をサポートしてくれるアイテムがあると便利ですよね。

現在クラウドファンディングmachi-yaで支援を募集している「Aibuds」は、高性能のBluetoothイヤフォンとしても使える自動翻訳機。片方を自分の耳に、もう片方を相手の耳につけてスマホのアプリと繋ぐだけで、36ヶ国語対応の自動翻訳を開始します。

また、自動翻訳機は、長い間精度と翻訳速度がネックとされてきましたが、「Aibuds」は、精度はもちろんのこと、会話の流れを切らない高速での翻訳が強み。

今回は、「Aibuds」の実物をさわる機会があったので、実際の使用感をお伝えいたします。

必要なのはヘッドフォンとスマホだけ

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「Aibuds」の充電器の両端からヘッドフォンを取り出して、1つを自分の耳に、もう1つを相手の耳につけて、アプリを起動します。

最初は同期やセッティングに少し時間がかかりますが、2回目以降はすぐにセットアップできました。「Airbuds」の充電器。

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使わないときは、ここに収納しておきます
Photo: 吉田 祥平

ヘッドフォンとの同期が完了すれば、マイクのボタンを押して喋るだけ。喋った言葉は1〜2秒で翻訳され、スマホの画面で瞬時に表示されるのと同時に、ヘッドフォンからも翻訳された音声が流れます。

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Photo: 吉田 祥平

経験がある方はおわかりかもしれませんが、お互いの言語がわかる人に通訳してもらうとなると、同時通訳をしない限り、会話が滞ってしまいがち。

「Aibuds」では、瞬時に出てくる画面上の翻訳結果を確認しながら話せるため、慣れてくれば会話もスムーズに進めることができます。

実用レベルの高い精度

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Image: machi-ya

今回は、主に英語と日本語の翻訳を試したところ、多少早口で話しても、支障なく翻訳してくれました。

もちろん自動翻訳機なので、言葉を聞き間違えたり、翻訳が少し不自然に聞こえたりということもありますが、慣れればそれほど気にならず、伝えたいことは問題なく伝わるレベルのミスです。難しい日本語もしっかり英訳してくれました

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Photo: 吉田 祥平

長文も試してみたところ、難しい言葉でも即座に正確な訳が返ってきました。英語では気が引けてしまう専門的な話でも、しっかり翻訳してくれそうですよ。

36ヶ国語に対応

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Photo: 吉田 祥平

今回は、主に英語での検証でしたが、「Aibuds」は2万円程度の価格帯であるのにも関わらず、なんと36ヶ国語に対応可能。

アジアや南米など、なかなか英語が通じないなんてことも珍しくありません。

普段使いしているイヤフォンを「Aibuds」にしておくだけで、もしものときもサッと翻訳。これは、海外へ行くときも心強いアイテムになりそうです。

Bluetoothの高音質ヘッドフォンとしても利用可能

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Photo: 吉田 祥平

「Aibuds」は、Bluetoothイヤフォンとして利用しても、高音質な音楽を楽しめます。

また、コードレスなので、歩きながら使っても洋服やカバンに引っかかるストレスがありません。

翻訳機器専用グッズは、わざわざ持ち歩くのが面倒という課題もありますが、「Aibuds」なら、翻訳機としても使えるイヤフォンとして持ち歩けるため、持ち出すのが億劫になりません。イヤフォンという形状で開発された「Aibuds」の最大の利点がそこにあります。


「Aibuds」は現在クラウドファンディングサイトmachi-yaにてプロジェクトを実施中。支援額は150万円に届く勢いで、話題のプロジェクトとなっています。商品の詳細・購入は以下のページからご覧ください。

>>「Aibuds」のクラウドファンディングページはこちら

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Photo: 吉田 祥平

Source: machi-ya