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時代が追いついた、「AKIRA」2020年4月に4K UHD BD化。新アニメ化プロジェクトも

原作・監督、大友克洋。1988年に劇場公開され、世界を揺るがした「AKIRA」が、作品の舞台となった記念すべき年の2020年4月24日に、4Kリマスターで、4K Ultra HD Blu-ray化される。「AKIRA 4Kリマスターセット」としてUHD BD+BDの2枚組で発売となり、価格は9,800円。発売・販売元はバンダイナムコアーツ。品番はBCQA-0009。

「AKIRA 4Kリマスターセット」
(C)1988マッシュルーム/アキラ製作委員会
※ジャケットとは異なります

UHD BD化にあたっては、4Kスキャン、4Kリマスター、HDR化により、35mmマスターポジフィルムの情報を鮮やかに再現。「NEO TOKYO本来の姿が映し出される」という。音声トラックとしては、5.1ch 192kHz/24bitのドルビーTrueHDと、ドルビーデジタル 5.1ch、ドルビーサラウンドのリニアPCM収録の3トラック。

BD版音声も5.1ch 192kHz/24bitのドルビーTrueHDと、ドルビーデジタル 5.1ch、ドルビーサラウンドのリニアPCM収録の3トラックを収録。

(C)1988マッシュルーム/アキラ製作委員会
※ジャケットとは異なります
(C)1988マッシュルーム/アキラ製作委員会
※ジャケットとは異なります

本編の収録時間は124分。本編ディスクに5分の特典映像を収録。特報や予告編、絵コンテ集(静止画)を収める。さらに特製スリーブも付属する。

なお、大友克洋に関連する新たなプロジェクトも続々と始動中。AKIRAに関しては、新アニメ化プロジェクトがスタートしている。また、新作映画「ORBITAL ERA(オービタルエラ)」の制作も決定している。これらの詳細は別記事を参照の事。

講談社による「OTOMO THE COMPLETE WORKS 」プロジェクトもスタート。大友克洋自身が自らの作品群を編集、構成し、“大友克洋“という作家の誕生から創作と思考の軌跡を読み取ることができる、まったく新しい集成を制作することがテーマとなっている。

AKIRA あらすじ

1988年7月、関東地区に新型爆弾が使用され、第三次世界大戦が勃発した。

31年後― 2019年東京湾上に構築されたメガロポリス、ネオ東京は翌年にオリンピック開催を控え、かつての繁栄を取り戻しつつあった。

健康優良不良少年グループのリーダー・金田は、荒廃したこの都市でバイクを駆り、暴走と抗争を繰り返していた。ある夜、仲間の鉄雄は暴走中、奇怪な実験体の少年と遭遇し、転倒負傷。呆然とする金田たちの前で、彼らは軍の研究所へと連れ去られてしまう。

鉄雄救出のために研究所へ潜入を試みる金田。だが、彼はそこで、過度の人体実験により新たな「力」に覚醒した、狂気の鉄雄を見る。

一方、研究所内の特殊ベビールームでは、実験体の少女が、「最高機密=アキラ」の目覚めを予言。

鉄雄は自らの力の謎に近づくべく、地下深く眠る「アキラ」への接近を開始した―

(C)1988マッシュルーム/アキラ製作委員会
※ジャケットとは異なります
(C)1988マッシュルーム/アキラ製作委員会
※ジャケットとは異なります
(C)1988マッシュルーム/アキラ製作委員会
※ジャケットとは異なります