2019年7月13日(土)に開催される、企業研究に特化したカンファレンス「CCSE2019」 (conference on computer science for enterprise)にて、LINEはスポンサーを務めます。
CCSEとは、企業の研究所に所属し自社サービスの発展やイノベーションを起こすための研究を行なっている研究者たちが、所属企業の枠を超え、それぞれの研究について学会のように発表・議論するカンファレンスです。
今回LINEからは、研究開発部門である「Research Labs」に所属する3名の研究者が登壇し、各自の研究領域についてご紹介いたします。また、Research Labs の室長の橋本が「企業における研究開発の意義」というタイトルで、パネルディスカッションに登壇します。
ブースでは、LINEの研究者が研究所の概要についてご案内するほか、研究内容についてのご質問に何でもお答えいたします。ぜひ気軽にブースにお越しください!
イベント情報
- 名称 : CCSE2019
- 主催 : 株式会社サイバーエージェント
- 開催日時 : 2019年7月13日(土)
- セッション:10:00~18:00、懇親会:18:00~20:00
- 場所 : 東京大学伊藤謝恩ホール(東京都文京区本郷7丁目3−1)
- 詳細は公式サイトをご覧ください。
LINEの研究者によるセッション紹介
【B1/10:15-10:30】音響信号を用いた環境認識
#機械学習 #音声・音響処理 #環境音認識
小松 達也(LINE Research Labs)
LINE、Research Labsにおいて、音を用いた環境の理解に関する研究に従事。 2014年、日本電気株式会社(NEC)に入社。NECデータサイエンス研究所にて、音を用いた監視・見守り事業をメインターゲットに音響信号の認識に関する基礎研究とソリューション開発に従事。基礎研究、ビジネス化に向けたアプリケーションのシステム設計を担当し、提案方式はIEEE AASP主催のコンテストDCASE2016にて世界1位を獲得。2019年、LINE入社。セーフティ向けから一般の音認識にターゲットを広げ研究を継続中。
【A13/15:50-16:05】安心・安全なAI活用に向けたAIのセキュリティ・プライバシー
#データプライバシー #AIセキュリティ
髙橋 翼(LINE Research Labs)
LINE Research Labs リサーチャー。AIのセキュリティ・プライバシーに関する研究に従事。
2010年 NEC入社、中央研究所にてデータプライバシー、データ匿名化の研究開発を担当。
2014年に筑波大学大学院システム情報工学研究科博士後期課程を修了。博士(工学)。
2015年にはCarnegie Mellon大学に訪問研究員として滞在し、異常検知の研究に従事。
2016年に帰国後、NEC中央研究所シニアリサーチャーとしてAIセキュリティの研究に従事。
2018年12月より現職
【C17/17:25-17:40】深層生成モデルを用いたComputational Creativityに関する研究
#機械学習 #インタラクション
上野 道彦(LINE Research Labs)
LINE Research Labs リサーチャー
2016年 東京大学大学院学際情報学府後期博士課程 単位取得退学
2016年 ドワンゴ入社、人工知能研究所にて汎用人工知能に関する研究に従事
2018年3月より現職
【D6/14:45-15:15】企業における研究開発の意義
※本セッションはパネルディスカッションです
機械学習やVR/XR、ブロックチェーンなど、近年は技術進歩が速くR&D部門を発足させる会社も少なくありません。しかし、R&D部門をどのように運用していけば企業価値を向上させることができるのか、についてはあまり検討がされていないように感じます。 本セッションでは、実際にR&D部門に所属している方の視点から、「あるべきR&Dのプロセス」について議論します。
橋本 泰一 (LINE Research Labs)
LINEの研究部門であるResearch Labs室長。主に研究部門の運営を担当。加えて、LINEが提供するAIプラットフォームClovaの開発を担当。
なお、LINEでは正社員として積極的に研究者を採用しております(研究分野:画像処理、自然言語処理、音声処理、機械学習、情報検索、ヒューマンコンピュータインタラクション等)。ご興味のある方は以下募集要項をご覧の上、ご応募ご検討ください。
募集要項:AI研究者