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スティック型DACアンプ「Spectra X/X2」クラウドファンディング開始。Lightning直結も

フォーカルポイントは、Maktar(マクター)製の小型ポータブルDACアンプ「Spectra X2」と「Spectra X」のクラウドファンディングを開始した。プロジェクトはGREEN FUNDINGで行なっており、9月2日23時59分までで、目標金額は50万円。通常価格は「Spectra X2」が30,024円、「Spectra X」が26,784円だが、50個限定で30% OFFなど複数の支援プランが用意されている。

Spectra Xの使用イメージ

外形寸法は11.2×89mm(直径×高さ)とスリムなスティックタイプ。重量は17g。

Spectra X

「Spectra X2」と「Spectra X」の違いは端子部と搭載DACで、Spectra X2はLightning端子を採用。Lightningポートを持つiPhone、iPadと直接接続できる。Spectra XはUSB-AとUSB-Cの2種類の製品があり、USB-AタイプはUSB-Aポートを備えたPC、 Mac、 PlayStation 4との接続を想定。USB-Cタイプは、USB-CポートのPC、Mac、Nintendo Switchと接続する。

Spectra X2はLightning端子を採用
Spectra XはUSB-AとUSB-Cの2種類の製品がある
Spectra XをPS4に接続したところ

既発売の「Spectra」は、iPhoneやiPadと接続する際には、アップル純正のLightning - USBカメラアダプタを接続する必要があった。「Spectra X2」は、Apple MFi認証のLightningポートを最初から備えた製品として開発されている。同時にクラウドファンディングをスタートした「Spectra X」は海外では発売されているが、国内未発売のモデル。

Spectra XのDACチップはESS Technology「SABRE 9018Q2C」を採用。Xtra SOUNDによる歪み低減テクノロジーも組み合わせ、「最高クラスにまで音質を引き上げた」という。「Spectra X2」は、さらに上位クラスのチップ「SABRE 9118Q2C」を搭載する。

どちらのモデルも、PCMは384kHz/32bit、DSDは11.2MHzまで対応。ステレオミニのイヤフォン/ヘッドフォン出力を備えており、最大出力は2Vrms@600Ω/49mW@32Ω。

内部のイメージ