10年で実現。僕らが夢見た『サマーウォーズ』の仮想世界「OZ」に飛び込めるぞ!

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  • author ヤマダユウス型
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10年で実現。僕らが夢見た『サマーウォーズ』の仮想世界「OZ」に飛び込めるぞ!
Image: ピクシブ株式会社

あれから10度目の夏。確実にぼくらは未来に近づいている。

2009年8月1日に公開された細田守監督の映画『サマーウォーズ』は、今では夏の風物詩ともいえる定番の名作になっています。サマウォ公開から10年というとまじかよってなるけど、iPhone 3GSから10年と言われるとあーってなるのは、やっぱサマーウォーズの映像の色褪せなさなんでしょうか。

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Image: ピクシブ株式会社

で、『サマーウォーズ』の話になると盛り上がるのが、同作に登場する仮想世界OZ。この仮想世界はサマーウォーズの世界で流行しているSNSのようなもので、ストーリーの展開に大きくかかわる重要な舞台。なんとあのOZの世界が、この夏現実にやってきます。展示とかではない、アクセスできるバーチャルな現実にです。

Video: pixiv/YouTube

これは、『サマーウォーズ』10周年を祝した特別企画「SUMMER WARS OZ on VRoid powered by pixiv」なるプロジェクト。pixivが提供する3Dモデリングソフト「VRoid Studio」のモバイル版「VRoidモバイル」が2019年7月にリリースされるのですが、そのアプリ内では自分で作った3DアバターでOZの世界を体験できるそうな。キングカズマとセルフィーできる!

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Image: ピクシブ株式会社

劇中の人々も、OZの世界にはPCやモバイルからアクセスしていましたね。自分でアバター制作ができなくても、VRoid製アバターをシェアできるサービス「VRoid Hub」もあるので、アバター選びはわりと無限大。現状でも多くのアバターが登録されてますが、モバイル版がローンチすればもっと賑やかになる予感です。

3Dアバターやモデルなどをバーチャル(インターネット)上で売買する「バーチャルマーケット」なる展示即売会があるのですが、2019年3月8日~10日に開催された「バーチャルマーケット2」の展示会場は、OZを参考にしたとバーチャル建築家の番匠カンナさんが語っていました。つつまりOZのグラフィック表現は、今や多くの人がバーチャルを感じるアイコンにもなっているのですね。カンナさんのnoteもめちゃ面白いのでぜひ。

OZ on VRoidの公開は2019年7月。7月19日の金曜ロードショーでは、公開10周年を記念した初の『サマーウォーズ』本編ノーカットが放送予定です。よろしくおねがいしまぁぁあす!

Source: ピクシブ株式会社, OZ on VRoid, YouTube, note

2019年7月5日20時50分:『サマーウォーズ』本編ノーカット放送予定日が誤っていたため、修正いたしました。