漫画誌「花とゆめ」で絵が酷似 「編集部が誘導」おわび

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 白泉社の少女漫画誌「花とゆめ」編集部は5日、6月20日発売の同誌14号に掲載した読み切り作品で、主人公のキャラクターが他の漫画家の絵柄に酷似していたとして謝罪した。

 同誌ホームページに掲載したお詫(わ)び文では「編集部が率先して先生の絵柄に近しい方向に誘導した結果」とし、「本来なら掲載を中止しなければならない程、酷似していたにも関(かか)わらず、雑誌に掲載するという過ちをおかしてしまいました」などとしている。作品名や、類似元については明記しておらず、佐藤一哉編集長は取材に「ホームページ以上のことは明らかにしない」と答えた。

 掲載された読み切り作品を巡っては、絵柄が他の少女漫画家に似ているとネット上で話題になっていた。

 「花とゆめ」は1974年創刊で、「ガラスの仮面」「パタリロ!」「赤ちゃんと僕」などのヒット漫画が掲載されてきた。

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