ハッピーエンド版「ハーメルンの笛吹き男」
今は大抵ネットで学べてしまう時代。そこで、ツイッターユーザーのErin Herrmannさんのパパは、YouTubeで木管楽器のサックスを勉強したんだそうです。練習したら誰かに聞いて欲しくなるのが人間のサガというもの。そこで、牧場にいって牛相手にソロ演奏してみたのだそうです。
牛達の反応はというとーー?
my parents are such goofs they drove out to the backroads so my dad could play the cows the songs he’s been learning on the saxophone pt.1 pic.twitter.com/IHzgxtvo0N
— Erin Herrmann (@erinmherrmann) June 26, 2019
美しい音色に続々と集まってくる牛たち。Erinさんによると、パパはYouTubeをみながら独学でサックスを学んだばかりだそう。Mashableによると、Erinさんの家には犬がいるそうですが、彼女によると…。
「うちのパイパー(犬)は大きな音が嫌いなんです。嫌いすぎるあまり、父のリード(木管楽器を吹くために使う小さな薄片)を噛んで破壊してしまったほどです。6月25日に父は近所の牧草地のそばを走っていて、牛たちに聞かせたらどうかと思いついたようでした。少なくとも、パイパーよりはマシな反応を見せてくれるだろうと。」
結果は見ての通り。マシどころではなく、とても喜ばれたみたいですね。
「日頃から近所の牛たちに話しかけたりしていたんです。牛は父のお気に入りの動物なんです。」
心優しく、小さなことにも喜びをみつけられるというErinさんのパパ。人を喜ばせるのが大好きだそうですが、牛を喜ばすのも上手いみたいですね。
2001年にレスター大学が発表した研究によると、牛はサイモン・アンド・ガーファンクルの『明日にかける橋』のようなスローテンポの曲を聴く、ミルクの量が増えるそうです。つまり音楽と牛はもともと良い関係にあったわけですね。