「朝からステーキ」という大胆な発想をしたことがありますか? 1日の始まりに肉を食し、眠りから覚めるという贅沢。

朝ステーキの選び方

この朝ステーキには、どんなお肉が適しているのでしょうか。

まず、朝のステーキは味わい深くなければなりません。でも、主張が強すぎてもいけません。そう、朝の主役である卵の存在を脅かしてはいけないのです。

そのためには、適度な霜降りだけど脂っこすぎない、絶妙なバランスが必要です。それに、バタバタの朝の時間をあまり使わなくて済むように、すぐに調理できることも条件です。

そんな条件を満たすのが、比較的新しい「デンバーステーキ(肩周辺のステーキ)」という部位でしょう。リブアイを少しマイルドにした、お求めやすいお肉です。

リブアイほどの霜降りではありませんが、鉄板で手早く焼くことができるので、朝からキッチンを煙まみれにすることなく、肉々しい朝食にあり付けますよ。

朝ステーキの作り方

せっかくだから、肉と一緒に卵も焼いてしまいましょう。

鉄フライパンで卵を焼くなんて危険な香りがしますが、バターを溶かしてスクランブルエッグを作るわけではありません。

大量のオリーブオイルで卵を焼けば、フライパンにくっつくことなく、わずか数分で端がカリカリ、黄身がドロッとした目玉焼きの完成です。

それでは、この朝食コンボの作り方を紹介しましょう。

材料

  • デンバーステーキ(200から230g)1枚
  • サラダ油少々
  • オリーブオイル
  • 卵2個

▼作り方

STEP1.

オーブンを90℃に予熱する。

STEP2.

冷蔵庫からステーキを出し、両面に塩をまぶす。

STEP3.

鉄フライパンを火にかけ、落とした水滴が踊るようになるまで温める。サラダ油を少量たらし、キッチンペーパーで伸ばす。

STEP4.

肉の表面に出てきた水分を別のキッチンペーパーでふき取り、ステーキを片面2分から3分ずつ焼く。

STEP5.

フライパンからステーキを取り出し、アルミホイルで包む。

STEP6.

包んだステーキをオーブンに入れ、オーブンの電源を切る。

STEP7.

フライパンを火からおろし、シンク内で最善の注意を払いながら、4分の1カップのぬるま湯を入れてフライパンを回す。沸騰による泡立ちが収まったら再び火にかけ、キッチンペーパーで水をふき取る。

STEP8.

オリーブオイルを3ミリ敷き、中火にする。フツフツとしてきたら、ココット皿(ラムカン)またはティーカップ2つに卵2つを割る(カップを経由することで、黄身が壊れないようにやさしくフライパンに入れることができます)。

STEP9.

フライパンに卵をそっと入れる。油がはねるので離れること。

STEP10.

縁がカリカリになって黄身の周りの白身が泡立ってきたら、ステーキをオーブンから取り出して皿に盛り、スパチュラで卵をフライパンから注意深くはがし、ステーキの横に盛る。

STEP11.

塩コショウを振って、ブラックコーヒーと一緒に召し上がれ。

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Image: Claire Lower/Lifehacker US

Claire Lower - Lifehacker US[原文