スラッシャーヒーロー、もっと頑張って!
今ハリウッドでもっともホットな俳優といえば、キアヌ・リーブス。エキゾチックな顔、尽きないいい人話、キレのあるアクションに、時折見せる寂しげな表情。熟した男の代名詞とも言えるキアヌなんですが、今、『マトリックス』の次のメインストリーム映画『ジョン・ウィック』シリーズでとんでもない数のキル・カウントを叩き出していると話題です。
Bloody Disgustingによると、映画『13日の金曜日』シリーズのジェイソン・ボーヒースと元祖ブギーマンである映画『ハロウィン』シリーズのマイケル・マイヤーズという、スラッシャーホラー界のアイドルたちが殺した数を足しても、ジョン・ウィックには到底及ばないんですって。ちょ…、どうなってんの!?
では、ここでジョン・ウィックが作中にキルした人数を見ていきましょう(具体的な数字は『ジョン・ウィック』シリーズのチャド・スタエルスキ監督とRotten Tomatoesを参考にしています)。
『ジョン・ウィック』84人
『ジョン・ウィック:チャプター2』128人
『ジョン・ウィック:チャプター3』94人
ちなみに、『チャプター3』の数は、あくまでジョン・ウィックの手にかけられて死んだ人数であって、ジョン・ウィックの右腕であるハル・ベリーのは含まれていません。
ということで、シリーズ3本でトータル306人。80年代ホラーの代表作『エルム街の悪夢』シリーズのフレディ・クルーガーなんてトータル40人前後ですよ。今となっては、フレディに本当の悪夢がなんたるか教えてやりたいくらいですね。
ちなみに、『13日の金曜日』シリーズのジェイソン坊やは157人(宇宙にまでいった行動力は褒めてやりたいですが)で、『ハロウィン』シリーズのマイケル・マイヤーズは140人。ふたりのキル・カウントを足しても297人ですし、合計20以上の作品で出した数字です。
なんなんでしょうね、ジョン・ウィック。もうジャンルをホラー映画にした方がいいんじゃないでしょうか。そして、ホラー界の人たちはもっと気合を入れて頑張って欲しいですね。まぁ、ホラーって殺せばいいってもんじゃない奥深さがあるんですけど。
さて、『チャプター4』はどんなキル・カウントになるのでしょうか。というか、今は直近の『3』が楽しみ! キアヌとハル・ベリーで一体何人キルしたのでしょうか?
Source: Bloody Disgusting