はらですぎ

山とビールを愛するメタボリックおやじの登山ブログです。

【レビュー】iPhone SEの後継機種を待ちきれずGoogle Pixel 3aに機種変更した話

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iPhone SEからGoogle Pixel 3aに機種変更しました。

これまで「早く小型のiPhone発売されないかなあ・・・」と思いながらiPhone SEを使ってきましたが、待てど暮らせど新型iPhone SEは発売されず、そろそろ我慢の限界を迎えるぞ・・・というところでPixel 3a発売のニュースが飛び込んできました。

Pixel 3aについてネットで調べていると、スマートフォンにそれほど高い性能を求めていない僕にピッタリ(本体のサイズ以外は)の機種だなと思い、購入してみることにしました。

今回は購入後1ヵ月ちょっとが経過したPixel 3aについて書いてみたいと思います。

iPhone SEからPixel 3aに機種変更

機種変更作業は割と簡単でした。

以前よりもiOSとAndroid間の移行のハードルは下がっている印象を受けました。

iPhone SE の設定

LINEアプリのアカウント引継ぎ設定をオンにしたくらいで他のアプリは何もしませんでした。ログインする系のアプリばかりなので特段やることは少なかったです。

LINEアプリの設定後は本体電源を落としてSIMカードを抜きます。

Pixel 3a の設定

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iPhone SEから抜き取ったSIMカードをPixel 3aに入れて電源を入れ、家のWiFiに接続してネット接続環境を整えます。そしてiPhone SEとPixel 3aをケーブルで接続し、各種情報を引き継ぎます。

割とすぐに設定が完了して使えるようになりましたが、iPhone SEに入っていたアプリは順次インストールしているようで、すぐに画面には表示されませんでした。

アプリケーションがすべてインストールされたところで、ログインが必要なアプリを起動してどんどんログインしていきます。

最後にiTunesで運用していた音楽データをGoogle Play Musicに移行します。今回Androidスマホに機種変更することに迷っていたのは音楽ファイルをどうするかという点のみでした。

幸いTwitterのフォロワーの方から良い方法を教えて頂き、PC内に保存してあった音楽ファイルをGoogle Play Musicに移行することができました。

Google Pixel 3aを使ってみて感じたこと 

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そんなわけで2016年8月から使っていたiPhone SEからAndroidのPixel 3aに無事に機種変更することができました。

iPhone5SとiPhone SEの間に少しだけAndroidスマホを使っていた時期があったのでAndroid自体は今回が初めてではないのですが、約2年半ぶりのAndroidなので使い方をすっかり忘れています。

基本的な操作はiPhoneと大して変わらず、分からないことはググればだいたい出てくるので、今のところ特に困ったことは発生していません。

以前よりも画面が大きく見やすくなりましたし、動作もサクサク動いて快適です。ただ画面が大きいぶん片手操作は難しくなりました。

Google Pixel 3aのカメラについて

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カメラ機能はだいぶ向上している印象を受けました。

これだけ鮮明にクッキリ写るのであれば普段の記録用のカメラとして満足できるレベルではないかと思います。

iPhone SEユーザーであればカメラ性能の向上をすぐに実感できると思います。

ポートレートモードについて

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ポートレートモードにするとパンフォーカス気味に撮影した写真を後処理で背景をぼかしたり、様々な設定が可能です。

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長谷寺のアジサイをポートレートモードで撮影しました。

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ポートレートモードで撮影すると後処理で印象の異なる写真に仕上げることができます。ただ、一般的なカメラのピント合わせとは異なり、ソフトウェアで後処理をかけるため、被写体によっては適用が難しい場合があります。

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例えばこの写真は長谷寺の良縁地蔵ですが、全体的に緑がかっていて、背景は複雑な木々や葉が生い茂っています。

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この写真の背景を無理やりボカすとこのようになります。

3体いる地蔵の一番右の地蔵の頭部の輪郭部分が破綻してしまいました。

ポートレートモードはソフトウェアの後処理でボケを生成するため、撮影する場所や背景、被写体の状況によってうまく機能しない場合があるようです。

夜景モードについて

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夜景モードを使うと薄暗い場所などでの撮影ができます。カメラを夜景モードに切り替えると画角が少しクロップされます。電子式の手振れ補正を強めにかけるために画角を狭くしているのかもしれません。

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19時前のアメ横。

なかなか綺麗に撮れました。

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右の歩いているサラリーマンの手が若干ボケているのでシャッタースピードはそれなりに遅くなっているのかも。

でも十分綺麗。

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普段使いならこのカメラで十分のような気がしてきました。

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上野駅前の高架下の横断歩道は結構暗い場所ではありますがご覧の通り。

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夜景モードの写真はアメ横の写真の角度を少しだけ変更しただけで、あとはすべて撮って出しです。スマホ内でも特別な加工はしていません。

カメラまわりで気になった点

写真を撮影するとフォトアプリに保存されるのですが、撮影してから保存までのタイムラグが結構あります。撮影した写真を急いで送信したり加工したい方にはイラっと感じることがあるかもしれません。  

まとめ

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iPhone SEよりもあらゆる面で性能が向上しており、大きさと片手操作が難しい点以外はこれといった不満はなく、この価格でこれだけの機能と性能を備えているのであれば十分だなと感じました。

iOSからAndroidへの乗り換えもそれほど難しくなく、機種変更後に使い方が分からなくても検索すれば殆どの問題は解決します。

ハードの性能を求められるゲームやアプリを使わない方はこのくらいの機種が丁度良いのではないかと思います。

購入後1ヵ月が経過しましたが非常に満足しています。

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