三重県にある鈴鹿サーキットと言えば、本格的な国際レーシングコースとして有名だ。世界の強豪チームが集結する「SUZUKA 10 HOURS」や、国内最高位のレース「F1日本グランプリ」が近々開催を控えている。

ではあなたは、鈴鹿サーキットが温泉やレストラン、遊園地まで兼ね備えた一大アミューズメントパークであることをご存じだろうか? なんでも家族で楽しむには最高の場所なんだとか。マジかよ、全然知らなかったぞ。

そこで今回は、当編集部のYoshioが自ら甥っ子と姪っ子を連れ、鈴鹿サーキットまで遊びに行ってみることに! 本当に家族で楽しむことができるのか? 1泊2日のガッツリ日程でバシッと検証していくつもりだ。それでは始まり始まり~。

・みんなで鈴鹿へ

さて、あまり知られていないが、実はYoshioにはハーフの甥っ子と姪っ子がいる。二人とも英語と日本語を使いこなす完全バイリンガルだ。それではご紹介しよう。リアムとグレース!

いや名前カッコイイな!! まさかあの中年メガネ男・Yoshioに、こんな可愛い甥っ子たちがいたなんて驚きである。というわけで、これからYoshioとリアム、グレースの3人が鈴鹿サーキットを回っていくぞ。よろしくな!

ちなみに、どういうわけか私(あひるねこ)も同行することになった。撮影しろってことか……? とは言え、鈴鹿サーキットに来るのは私も初めて。今から楽しみだ。

・レースを初体験

さあ、メインゲートをくぐって、最初に向かうは「レース・オブ・アジア」が開催中のレーシングコース! 遊園地に気を取られるリアムとグレースも、会場から漏れ聞こえてくる大きなエンジン音には興味津々の様子である。というか、これはおっさんもテンション上がるで……!


場内に入っていくと……

フワァーーーーーン! ファンファン…………フゥワァァァァァァァーーーーーーン!! 長いストレートを爆音で駆け抜けていくマシンの数々。すごい、本物だ……つーか速ェェェェエエエ! 音スゲェェェェエエエ!! 超カッケェェェェエエエ!!!

・生の迫力

テレビ中継とは比べ物にならない大迫力に、しばし呆然とする我々。ヤベーって……。あれに乗ってるの人間じゃねーって……。

サーキットの狼たちが魅せる爆走に衝撃を受けた後は、インターバルに実施される「ピットウォーク」に参加することに(別途チケットが必要)。普段は入れないピットに立てるので、マシンを間近で見ることができるぞ。ドライバーのサイン会には長蛇の列ができていた。

見て! ついさっきまでレースが行われていたコースが目の前に!!

そして「ピットウォーク」の後は、レーシングコースのウラ側を見られる「バックヤードツアー」にも参加。世界中のマスコミが集まるメディアセンターや……

大量のモニターが並ぶコントロールルームを見せてもらう。リアムたちと一緒に説明を受けていると、まるで社会見学のようで懐かしい気持ちになってしまった。

そんでお次は、「ランボルギーニ スーパートロフェオ アジア 第2戦 決勝レース2」というなんだかスゴそうなレースを、「ホスピタリティテラス」というこれまたスゴそうな席で観戦(別途チケットが必要)。


うわ、マシンすぐ下におるやん!


からの~


フワァーーーーーン! ファンファン…………フゥワァァァァァァァーーーーーーン!!


だから速ぇーって! ちょっとこの動画を見てくれ!! 音量注意だ!

会場に響く爆音の威力も伝わったところで、ここでクエスチョンです。園内にはこのヤバイレースを、さらなる別の視点から見られるスポットがあるのですが、それはどこでしょう? 正解は……。


その通り、観覧車だ!

・上からも絶景

説明するより見てもらった方が早いので、ちょっくら頂上まで登ってみることにしよう。ちなみにリアムは高い所が大の苦手らしいぞ。なぜついて来たのか。

だが、リアムの選択は正しかったと言える。な、何だこの絶景……! 神やん! 神の視点ですやん!! 予想外のベスポジでございッ!!

まさかの穴場スポットでレースを隅々まで味わい尽くした後は、待望の遊園地にレッツゴー! とその前に、そろそろお腹の方も満たしておく必要があるだろう。園内にいくつもある飲食エリアの中で、Yoshioが選んだのが「アドベンチャイナ」というお店だった。


「俺に任せろ。とっておきを食わせてやる」


何やら意味深な言葉を吐くYoshio。一体何を……え?



うわーーーーーー!

なんかデカイの持ってるーーーーーーーー!!

・まさかのデカ盛り

Yoshioが注文したのは、総重量3.4kg・麺4玉という異次元モンスターラーメン『ビッグボス』だ。さらにラーメンだけでは飽き足らず、チャーハン3人前&から揚げ4個がセットになった『ファミリーセット(4500円)』を頼んでドヤってきたんだが。いや何してくれとんねん!

なぜ鈴鹿まで来てロケットニュースみたいな挑戦をしなければいけないのか謎だが、これがまた普通に激ウマなので困ってしまう。ファミリー客にピッタリの商品と言えるのではないか。ちなみにリアムとグレースは、実の叔父の暴走に軽く引いていた。

こうして少年少女に大人のフリーダムさを遺憾なく見せつけたYoshio。さあ、この後はいよいよ遊園地エリアに突撃していくぞ。そこには鈴鹿サーキットならではのユニークなアトラクションがひしめいていた! 続きは次のページへGO!!

参考リンク:鈴鹿サーキット
Report:あひるねこ
Photo:RocketNews24.