希望を捨てるな?
今年3月にとうとう公式に発売中止が決定されてしまった、Apple(アップル)のワイヤレス電源マット「AirPower」。しかし不思議なことに、発売中止後も商標登録の動きがあるようなのです。
MySmartPriceによると、Appleは6月30日にWIPO(世界知的所有権機関)に対してAirPowerの商標を登録していたそうです。6月30日といえば、AirPowerの発売中止が決定されてからずいぶん時間がたっていますね。
2つの可能性
この商標登録から考えられるシナリオはいくつかありますが、一つはAirPowerの復活が水面下で進められている可能性。AppleはAirPowerの発売中止の際に「Appleが求める高い基準を達成できなかった」とコメントしており、その後の技術開発により問題が解決された…のかもしれません。
また夢のない話ですが、単に他社にAirPowerの名称を悪用されたくなかったという可能性も十分にあります。もし他社からAirPowerというワイヤレス充電マットが登場したら、Apple製品だと勘違いする人も多いことでしょう。
一方、Androidスマートフォンでは本体からのリバースワイヤレス充電により、ワイヤレスイヤホンなどを充電する機能の採用が広まっています。もはやスマホもイヤホンもワイヤレス充電が当たり前になりそうな世の中ですが、AirPowerがあったら活躍してくれるでしょうか? あまり期待せずに続報を待ちたいと思います。
Source: MySmartPrice via Gori.me