買えるかっ……! こんなのっ……!! 実際……買えなかった。誰も! そう、誰一人として買えなかった。何って、先週金曜(2019年7月5日)に抽選されたロト7第324回の抽選結果、7つの数字である。だってだって……


9、13、16、17、18、19、20……!!!!


声に出して読み上げると、この7つの数字の異常性がよくわかる。「きゅう、じゅうさん」までは良い。よくあること……。しかし、その後に続く


じゅうろく、じゅうなな、じゅうはち、じゅうく、にじゅう!


数えてるっ……! ふつうに数字をカウントしているだけっ……!! こんな5連打、買えるか! 書けないって普通……!!

いや、9、13までは書けたかもしれない。いいや、なんなら16、17くらいもイケたかもしれない。しかしそのまま18、19、20……って……!! 書けるかっ……こんなの……!!

申込カードのマークシートを眺めてみても、「16、17、18、19、20」だなんて絶対に書けないって! 無理だって! いくらなんでも!! そして、先にも書いたが、事実として、この日本国内に、「9、13、16、17、18、19、20」と書けた者はいなかったのだ。


ちなみに余談だが、ロケットニュース24の姉妹サイト「Pouch」の編集、御花畑マリコ嬢は、過去に宝くじ売り場「チャンスセンター」で働いていた経験を持つ。そんな御花畑マリコいわく、


1、2、3、4、5、6、7の組み合わせで買う人は意外と多いんですよ


とのこと。誰も「1、2、3、4、5、6、7」なんて買わないだろうから、オレが独り占めっ……なんて思っている人は今すぐ考えを改めたほうが良いだろう。さらに彼女はこう続ける。


「誕生日で買う人が多いので、誕生日にない32〜37まで(ロト6ならば43まで)までの数字が手薄になります。当選番号が後半の数字に集中すると当選人数も減り、配当が高くなる印象あります」


それを考えると、「好きな数字」と、「32、33、34、35、36、37」を買えば最強……な気もしてくるが、買えないって! 「32、33、34、35、36、37」なんて、買えない……いや、こんど買ってみよっかな。

参照元:みずほ銀行「当せん番号案内(ロト7)」
執筆:GO羽鳥
Photo:RocketNews24.