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4Kダブルチューナーで45型約13万円のAQUOS 4K「BL1」。直下型「BJ1」も

シャープは、BS4K/110度CS4K放送のダブルチューナーを内蔵した液晶テレビAQUOS 4Kの新シリーズ「BL1」と「BJ1」を7月27日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格はBL1の45/50/55型が13~19万円前後、BJ1の40型が11万5,000円前後。

4T-C55BL1

【BL1シリーズ店頭予想価格】
55型「4T-C55BL1」19万円前後
50型「4T-C50BL1」15万円前後
45型「4T-C45BL1」13万円前後

【BJ1シリーズ店頭予想価格】
40型「4T-C40BJ1」11万5,000円前後

BL1/BJ1シリーズ

いずれもBS4Kと110度CS4Kのダブルチューナーと、地上/BS/110度CSデジタルのトリプルチューナーを内蔵。4K放送を観ながら、別売USB HDDに他の4K放送1番組と地上/BS/110度CSデジタル放送の2番組同時録画ができる。なお、AQUOS専用オプションの外付けUSB HDD「4R-C40B1」(4TB)も発売予定。新4K衛星放送を約260時間録画可能で、この製品については別記事で掲載する。

4K放送と2K放送のダブル録画に対応

BL1とBJ1の大きな違いは、液晶のバックライトとスピーカー配置。BL1のバックライトはエッジ型で、BJ1は直下型。またBL1のスピーカーは前面開口のフロント型だが、BJ1は下向きのインビジブルタイプ。この他の基本的な機能や仕様は変わらない。

「4T-C45BL1」(写真左)と、「4T-C40BJ1」(右)

OSはAndroid TVで、最新のAndroid 9 Pieを採用。NetflixやAmazon Prime Video、TVer、Abema TV、Hulu、YouTubeなどのアプリを利用できる。Googleアシスタントの音声操作にも対応し、リモコンに話しかけて番組検索や他の家電操作などができる。

テレビ視聴傾向を学習するCOCORO VISIONは、新4K衛星放送番組の視聴傾向も新たに対応。よく観るジャンルの4K番組がレコメンドされる。レンタルビデオのCOCORO VIDEOにも対応し、4K番組や配信映画などの作品から、家族の好み番組がおすすめされる。

そのほか、音楽聴き放題のCOCORO MUSIC、クラウドゲームのCOCORO GAME、家族の予定や地域のイベントが分かるCOCORO CALENDARも利用可能。

よく観るジャンルの4K番組をレコメンドしてくれる
COCORO CALENDARサービスなどにも対応する

新開発の映像エンジン「AQUOS 4K Smart Engine PRO II」を搭載。放送もネット動画も高画質で楽しめて、リモコン起動時などの動作スピードも改善したという。

8Kテレビの色再現回路を応用して色彩表現力を向上させたリッチカラーテクノロジーを搭載。HDRはHLGとHDR10に対応。高階調部分も滑らかで忠実に再現するHLG階調復元回路を搭載。

色彩表現力を向上させたリッチカラーテクノロジー

なお、同日に発表されたBN1シリーズとは違い、低反射のN-Blackパネルは採用しないほか、4T-C70/60BN1の新・高透過率4K液晶パネルとは異なる。また、Dolby Visionへの対応予定はない。

HDMI入力は4系統で、入力2はARC対応。コンポジット映像入力とステレオミニの音声入力を各1系統備える。音声出力は光デジタル1系統と、ヘッドフォン/アナログ兼用が1系統。USB端子は2系統。LAN端子も備える。内蔵スピーカーはフルレンジ2基の「FRONT OPEN SOUND SYSTEM」で、最大出力は10W×2ch。

消費電力と年間消費電力量は、BL1の55型が約198W、146kWh/年、50型が約171W、140kWh/年、45型が約169W、120kWh/年。BJ1の40型が約142W、110kWh/年。

省スペースの回転式スタンドを採用し、奥行き30cmのラックの上にも置ける。外形寸法と重量は、BL1の55型が124×29×80.6cm(幅×奥行き×高さ)、約27kg。50型が112.6×25.3×73.9cm(同)、約22.5kg。45型が101.9×25.3×66.8cm(同)、約20.5kg。BJ1の40型は91.5×25.3×60.3cm(同)、約16kg。