教えてGoogle Lens! 街にあるこのグラフィティ、描いたのは誰?

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教えてGoogle Lens! 街にあるこのグラフィティ、描いたのは誰?
Image: Wescover / YouTube

知らなかったアーティストを知るチャンス!

海外旅行に行くと、よく壁に描かれたグラフィティを目にしますよね。壁画と呼ぶべき大きな作品もたくさん。もちろんインスタします! さて、今まではインスタして終わっていましたが、これからはGoogleの力でもっとアートに近づけます。Google(グーグル)が開発する画像認識技術Google Lensが新機能をテスト中。グラフィティを画像認識し、作者の情報を教えてくれるのです。

現在、テスト運用中のこの機能は、デジタルアートのWescoverとのコラボ企画。Wescoverには、ローカルアーティスト、ブランドなど5000件のカタログデータベースを持っており、Google Lensは画像認識を用いてこのデータベースから作品の情報を引っ張ってくるというわけ。情報が多いアーティストになると、ファンと繋がったり、作品購入情報までわかります。テスト運用されているのは今のところサンフランシスコのみですが、今後、他都市にも機能を拡大する計画があるとのこと。コーヒーショップのCraftsman and Wolvesにある壁画や、MOMAのレストランIn Situのアートなどをチェックすることができます。

Video: Wescover / YouTube

今回のニュースで久しぶりにGoogle Lensの名前を聞いた気がします。2017年のGoogle I/Oで発表されて以来、そう大きな話もなくすっかり忘れていましたよ。が、昨年はスタンドアロンアプリもでたし、もしかしたら今Googleが力を入れているプロジェクトの1つなのかもしれないですね。


Source: Engadget