ヴェイパーウェイヴ、いやベーシックマスターやPC-8001を彷彿とさせます。1979年カラーにうっとり。
照明器具は本来、均一な光を届けることを目的とした機器です。真ん中と端とで光の色が違うとなると、クレームの対象になっちゃう。
はずでした。はずですよね。
でも美しすぎる色のブレ、影のデコレーションが楽しめるんだったらお話は別じゃないでしょうか!
パナソニック、ロフトワーク、カフェ・カンパニーが運営する100BANCHが、3つの異なる色のLEDライトを組み合わせたペンダントライト「RGB_Light」を発表したのですが、ご覧のとおり影分身してる!
電笠はUFOを模したもので、へら絞り加工のアルミ製。これはほんとうに笠であって、別パーツへの交換も可能みたい。
内側、下側に備わるのは3つのLEDスポットライト。これがテーブルを照らすビームとなって。
シャープでイロイッカイズツな影分身を起こすのです。
3つの光が重なるところは白く、3つの影が重なり合うところは黒く、そしてエッジの部分がLEDの光の色そのものが残るため、何気ないコップもポップアートの巨匠が描いたかのようなポスタリゼーションワールドにいらっしゃいませ。
デザイナーの河野未彩さんと設計・製造を担当するShiftall(シフトール)の手によって、各LEDの色はスマホからコントロールOK。全部を白色光にして普通のペンダントライトのように使うもよし、パステルカラーの組み合わせにするもよし。アニメーションのように色相を回転させ光を変えながらも、中心部の光は白色を保つのも面白そう。
均等な光で照らす照明作りに邁進していたパナソニックから、こういったライトが出るのは面白いね!#100banch#rgblight#ナナナナ祭pic.twitter.com/MMT3Rh69Lc
— 武者良太 (@mmmryo) 2019年7月9日
天井の引掛ローゼットにコネクトした瞬間、その部屋がアートなギャラリーステージに変身しちゃうパフォーマンスを持つRGB_Light。価格は15万円程度(予価)とお高めでびっくりしますが、RGB_Lightは飲食店やアクセサリーショップといった店舗向けの照明機器として想定しているとのこと。
B2Bな照明器具のなかにはもっとお高い品も揃っていますし、他にはない照明効果をもたらせるRGB_Lightの商品価値は高いとみた! 現在下記リンク先から予約受付中ですよ。
Source: PR TIMES, MIDORI KAWANO Design Lab