Touch Barとうまくやっていけますか? ファンクションキーのあるMacBook Proが大好きでした

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  • author Adam Clark Estes - Gizmodo US
  • [原文]
  • 塚本直樹
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Touch Barとうまくやっていけますか? ファンクションキーのあるMacBook Proが大好きでした
Image: Adam Clark Estes (Gizmodo)

12インチMacBook消滅にはびっくりしました

Apple Storeに新しいラップトップのラインナップが登場しましたが、なんとこれまで4種類あったラインナップが2種類に減っていました。しかも、どちらもそれほど印象的ではありません

消滅したのは、唯一物理的なファンクションキーを備えたMacBook Proと、小さな12インチのMacBookです。MacBookは2017年以来アップデートされておらず、またキーボードにも問題があったので、終了もやむなし。しかし新しいMacBook Proを購入するのなら、Touch Barと付き合わなければなりません。

私は個人的に、物理的なファンクションキーをそなえたMacBook Proが好きでした。2003年以来、ファンクションキー付きのMacBook Proを複数モデルを使ってきたので、まるで相棒を失ったように感じたのです。一応、少し安くなった整備済み品を購入することもできるのですが…。

それでも、多くの人は新しいMacBook Proを気に入ることでしょう。新しい1,300ドル(13万9800円)のエントリーモデルのMacBook Proは、最新の第8世代Core i5プロセッサ、True Tone Retinaディスプレイ、およびTouch Barを搭載し、Touch IDとT2セキュリティチップも採用されています。また、True Tone Retinaディスプレイを搭載した新しいMacBook Airも1,200ドル(約13万円)から1,100ドル(約12万9800円)へと値下げされています。こちらには、Touch IDと物理的なファンクションキーが搭載されています。

Apple(アップル)は、このリリースをBack to Schoolキャンペーンの一環として位置づけています。大学生はエントリーモデルのMacBook Airを1,000ドル(10万9800円)、あるいはエントリーモデルのMacBook Proを1,200ドル(12万9800円)で購入できるのです。さらに、ワイヤレスヘッドホンの「Beats Studio 3」も付属します。まぁ、Chromebookなら500ドル(約5万4000円)で購入できるのだけど…。

ところで、やっぱり議論を呼びそうなのがTouch Barです。個人的には、Touch BarはAppleが近年取り入れた仕組みの中で最悪なもので、直感的でなく、動的な表示が可能なものの、たいして使えません。削除キーの上にあるSiriキーは1日に9回くらいミスタイプして、呼んだつもりのないSiriを召喚してしまいます。Siriをオフにしたとしても、間違ってボタンを押したときに「Siriをオンにしますか?」って聞いてくるんです。あと、再生/停止ボタンについては…もう、やめておきましょう。まぁもちろん、Touch Barが好きな人がいることも知っています。

12インチのMacBookについても、多くの人は興味がなかったので、売れなかったんでしょう。Appleがラップトップのラインナップを絞ったのは残念です。「Apple Music」の拡大や「Apple TV+」の開始に向けて、サプライチェーンを合理化したかったのかもしれませんね。私たちはMacにいつでも投資できる準備はあるけれど、今のラインナップは求めてたものとちょっと違うのかもしれません。

Source: Apple