昔、夫が娘に、地元のテーマパークにある乗り物の動画をYouTubeで見せていたことがありました。最新の激しいアトラクションではなく、ゆっくりとした子ども向けのものです。
夫が、「ほら、こうやってぐるっと運転するんだよ」と詳細を説明してあげると、娘は食い入るように画面を見つめていました。
後日、そのテーマパークに行くと、娘は自信ありげにそのアトラクションの列に何度も何度も並んだのです。
娘は、新しいものに挑戦する時はいつもかなり不安がるので、これには少しばかり驚きました。あの退屈な動画が本当に役に立つなんて。
これから自分が一体どんなものに乗るのかを前もって見ることができたので、落ち着いていられたのだと思います。
疑似体験が不安を解消してくれる
Jamieは、不安障害を抱える4歳児の母親ですが、彼女が自分のお気に入りの子育てハックとして、この方法を教えてくれたのです。
「子どもがやろうとすることは何でもYouTubeで見せます。
新しいダンスの先生のInstagramも見せますし、ディズニーランドのビビディ・バビディ・ブティック(好きなプリンセスキャラクターに変身できるサロン)もYouTubeで見せます。
とにかく何でも前もって見せるんです。そうすると毎回うまくいくんですよ」。
最近は、手荷物検査でも、ニューヨークの地下鉄でも、歯医者さんでも、子どもがこれから初めて体験するであろうことは、大抵何でも動画がアップされています。
また、写真や地図も同じ効果が期待できると思います(InstagramやGoogleでその場所の画像を見せることができます)。
知らないものは誰だって怖い
秘訣は、子どもにそれが一体どんなものなのか知らせてあげることです。
待合所がどんな場所なのか、そこに誰がいるのか、何でも教えてあげてください。きっと子どもは、「ママ/パパ、わかった。もう大丈夫だよ」と言ってくれることでしょう。
そうすれば、子どもは新しい場所に行っても、ホッと安堵のため息をついて、「あっ、これなら前にも見たことがある」と言ってくれるはずです。
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Image: YouTube
Michelle Woo - Lifehacker US[原文]