「No Music No Life」だからね。
古い端末で使えないアプリってたくさんありますよね。私もつい最近までiPhone SEを使っていたので、その不自由さは知っているつもりです。みんなが新しいアプリやサービスを使っている中、「別に羨ましくなんて無いもんね!」と思っていました。
そこでサブスク型音楽配信サービスのSpotifyは考えました。古い端末やOSを使っている人、インターネット回線の状況が貧弱な国でも使えるよう、機能を簡略化したアンドロイド用「Spotify Lite」をリリースしたんです。
通常のアプリは100MBですが、「Lite」はたったの10MB。スマホが古いから音楽が楽しめない、なんてことを無くすために、軽量化したのです。
「Lite」でできること
・プレイリストの作成
・楽曲の検索
・楽曲再生
・ダウンロード再生
・DLした楽曲データを簡単削除(タップするだけ!)
・データの上限を設定して通知受け取り
アプリが通信する量の上限を決められるのは、限られたギガを管理したいユーザーにはありがたい機能ですよね。
東南アジア、南米、中東、アフリカの36カ国で提供で、アンドロイド4.3以上なら使えるとのこと。今はAndroid限定ですが、今後iOS版も出るかもしれません。
簡略化されたアプリを出したのはSpotifyだけではありません。今はFacebookも、Instagramも「Lite」版を出しています。スマホユーザーのみんながみんな最新スマホで高速インターネット環境にいるわけではないので、Lite版は多くのユーザーにサービスを届けるために最適なのです。
というか、私としては最低限の機能だけで十分満足できそうなので、日本でもLiteを使えるようにして欲しいなぁ。東南アジアに行って現地のSIM買ったらインストールできるようになるのかしら。まぁ、帰国したらロケーションがバレて使えなくなるんだろうけど…。
Source: The Verge