Vitamixじゃなくても美味しいフローズンマルガリータは作れる。お手頃ブレンダーを探せ！

マルガリータは絶対フローズン派！

Vitamixいいらしいね。欲しいんだよね。と思ってはや数年。日本のキッチンにはデカいし、うるさいしと思いつつ、持っている人に出会うたび、いかに素晴らしいかという話を聞いて欲しい気持ちが再熱します。再熱＆鎮火を繰り返して数年。スムージー好きだから欲しいけど、…高いもん。とりあえず買ってみるというのができる値段じゃないよね、Vitamix。そう思っている人は少なくないようで、米GizmodoがVitamixレベルで安価なブレンダー探しやってくれてます。オススメはなに？

スムージー好き、またはキッチン家電好きならもちろん知っているVitamix。レストランで見かけることも多いVitamix。素晴らしいブレンダーです。素晴らしいだけあって、高い。400ドル（約4万3500円）！ じゃあ、もうちょっと安いブレンダーならどれがいいの？

今回Vitamixレベルの安価ブレンダーを探すにあたり、｢よし｣と判断する基準はシンプル。ブレンダーとしてどうかという点だけ。マシンによっては、アレもできるコレもできると様々なオプションがついてきますが、今回はオプションは無視。ブレンダーとしての良さだけで判断します。（いろいろありすぎて、逆にそうでもしないと決められない！）もちろん、デザインやブレンダーとしての使いやすさ、価格は重視しています。VItamixの安価代替品として、人気モデルVitamix 5200（450ドル、約4万9000円）の半額程度という価格帯からいくつかピックアップし比較します。ベストな代替品はどれ？

Cleanblend Classic Blender

四角いベースデザインはVitamixぽい。1400ワットモーター、64オンスのジャーあり。コントロールボタンも、オン／オフ以外には、一時停止とスピード調整のダイヤルのみとシンプル。今回チェックするブレンダーの中では1番手が届きやすい価格。ただし、実は元値は500ドルだったのが、今年にはいってセールで250ドルまで下がり、今や米Amazonなら180ドルというとこまできているお得モデル。5年保証つき。

Dash Chef Series

カラバリが豊富で見た目では目立つ。しかもデカイ。コントロールは6つのブレンドモードあり。あとは、デジタルボタンでスピードや時間、一時停止を操作します。Vitamix 5200やCleanblendよりも、設定全般が複雑で面倒。また、1年間の保証内容がいまひとつ。

Ninja Smart Screen Kitchen System

今回、最も複雑な仕様だったのがこれ。あと1000ワットモーターと力も弱い。複雑なだけに、フードプロセッサ、バキュームブレンディング、アイスクリームメーカーと多様な使い方ができます。ゆえに付属品も多い。商品名に｢スマートスクリーン｣とある通り、物理ボタンなしでタッチスクリーンで操作。1年保証つき。

Oster Versa Pro Series Blender

シンプルながらも使えるモードついてて便利。オン／オフと一時停止を兼ねたノブに、モード別に3つのボタン。これが使いやすくて、ワンタッチでブレンドできる感じ。1400ワット、64オンスのじゃー、7年保証つき。

Vitamix 5200

今回のテストの基準となる5200。On/Offスイッチ、スピード切り替えスイッチ、各モードのダイヤルとシンプル。1380ワットと馬力あり。64オンスのジャーで、7年保証つき。

Vitamix A3300 Smart Blender

今回テストして1番高いモデル。5200よりもパワフルです。一時停止ボタン、スピード調整、さらにタイマーまで付いてます。Bluetooth対応なので、専用のブレンダーアプリを使えば、細かいカスタム設定が可能。10年保証つき。

使ってみた！

全候補マシンを1週間使ってみた結果、Cleanblend、Oster Versaの2つまでしぼられました。この2つと基準のVitamix 5200で最終ステージへ。テスト内容は、Simple BlendingというVitamix付属の料理ブックから3つのレシピを作ってみることに。VitamixがVitamixのために作ったレシピで、非Vitamix端末が果たしてどこまでできるのか！

作ったレシピは3つ。ナッツの油をどう処理するかをみるために、ピーナッツバター。いちごの種をどこまで砕けるか、パイナップルの繊維をどこまでスムーズにできるかをチェックするために、ケール・ストロベリー・パイナップルスムージー。そして、氷とアルコール、フルーツをどうハンドリングするかを確認するためにフルーツマルガリータ。

もちろん、レシピを最も美味しく作ったのはVItamix 5200。ただ、驚いたのはCleanblendもVitamixに匹敵するクオリティを見せたということ。

Vitamixの安価代用品ベストは？

Vitamix以外で買うなら、明らかにCleanblend Classic Blender。まず、シンプルで使い易い。Vitamix 5200が人気なのもそのシンプルさにありますから。スイッチをカチンとすればブレンドスタート、ノブをひねればスピードアップ。わかりやすい！ さらにVitamix 5200に勝るとも劣らないクオリティが魅力。ピーナッツバター作りで、それは一目瞭然でした。 ナッツ2カップを2分ブレンドというVitamixのレシピ。Vitamix 5200はもちろん完璧にクリーミーなバターを作りあげましたが、他のマシンはただナッツを砕いただけ。そんな中、Cleanblendは2分半でほぼ完璧クリーミーなーピーナッツバターを作り上げました。 Oster Versaもピーナッツバター完成にこぎつけたものの、チャンク系なピーナッツバターとなりました。

スムージーでも、がんばったCleanblend。Vitamin 5200が1分で完璧なスムージーを作り上げたのに対し、Cleanblendは少々いちごの種が残ったものの、その口当たりのスムーズさはなかなか見事。Vitamixとの差は、ほんのちょっとというところ。

Cleanblendが最もその威力を発揮したのはマルガリータ。ここでは、レモン、ライム、オレンジをブレンダーにぶっこみました。皮はむいたけど、種はそのままで。結果、口当たりのいいマルガリータを作ることができたのは、Vitamix 5200とCleanblendのみ。つまり、代用品ならCleanblendのみ！

奨励賞

ベスト代替品にはなれなかったものの、Oster Versaも健闘しました。プリセットモードが3つだけというシンプルさは使いやすくて好感持てます。ピーナッツバター（チャンク）3分も大健闘。200ドルという価格も魅力ですね。

正直、今回試したその他3つはあまりオススメせず。Dash Chef Seriesはデカすぎて邪魔。使っているときに、腕があたって倒してしまいました。Ninjaは複雑すぎてブレンダーとしては使い勝手悪い。さらに、1番高価なVitamix A3300は、パワフルだけどそのぶん重くてでかい。また、調整するあれこれがタッチ操作なので、ガチャガチャするキッチンでは不意にあたって誤作動しそう。スマホのアプリでいろいろできるとはいえ、そのスマートさが逆にうっとおしく感じます。

まとめ

ベストブレンダーは、さすが人気のVitamix 5200。そしてその代用品なら、絶対Cleanblend。Cleanblend Classic Blenderは、200ドル以下で手にいれることも可能。（公式サイトだと、今は250ドル）元値が500ドルだったのでお得感もあり。ただ、元の500ドルだせるならVitamix 5200の方がいいけれど。

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