足にできるタコやマメは一般的かもしれませんが、ウェイトトレーニングやジムにある器具を使って筋トレを行なうことが多い人は、手や指にも小さなタコができてしまうことがあります。
手にできたタコの処置は一般的なタコの対処法と共通する部分が多いのですが、サイズが小さく、かつデリケートな箇所にできるので、処置にはちょっと注意が必要です。
“なるはや”の対応を
足に大きめのタコができたとしても、さほど大した問題ではなく、痛みがないなら放っておいても構いません。
いっぽう、手にできたタコは、硬くなりすぎるとウェイトトレーニングをしている最中に突然タコが皮膚からはがれてしまうことがあります。手にタコができていることに気づいたら、早めに何らかの処置を行なった方が良いでしょう。
ケアは優しく丁寧に
タコを削るのに最も適切な方法は、手を水につけて皮膚を柔らかくしてから(お風呂でやるのがベストです)、適切な道具で行なうのが良いでしょう。この場合、爪やすりはあまり向いておらず、軽石の方がベターかもしれません。
それでも十分に削り取れない時は、チーズ削り器のような爪やすりを使ってみてください。「Microplane社が出している製品が良い」と言う方もいることでしょう。ちなみに、私はレモンの皮を削る時に、この会社の製品を愛用しています。
個人的には、食べ物と足を一緒くたに扱うなよ…とも思いますが、実際に使えるようです。
また、爪でタコを削ぎ取っても問題ありません。
中には、スプーンのふちを使って取る人もいるようです(そのスプーンで食事をしていないことを願いますが…)。タコが濡れているなら、削ぎ取るのに先端が尖った道具は何も必要ないでしょう。
もしも剃刀やタコ取り専用の剃刀を使用する場合は、ケガをしないように注意してください。
トレーニングの際に気をつけたいこと
タコを完全に防ぐことはできませんが、トレーニングの際にバーベルの持ち方に気をつけると、タコができる原因となる摩擦や圧力を軽減できます。
ウェイトトレーニングの初心者は、タコを防ぐためにグローブを使う人が多いようですが、グローブ特有の問題が発生することもあり、さらなる事態の悪化につながる可能性があります。
むしろ、まずは手の配置に目を向けましょう。
トレーニングでバーベルを握る時は、バーベルが掌の中心ではなく、掌と指のつけ根の中間にくるように持ちます。そうすれば、掌の皮膚に不必要に圧力がかからなくなります。
それでも、小さいタコはいくつかできてしまうかもしれませんが、かなりマシになるはずです。
それぞれの器具の特徴をつかんで、タコなしライフを
使用するトレーニング器具によって、器具の選び方や使い方にコツがあります。
縄跳びをたくさんするなら、グリップにパッドが入っている縄を探しましょう。
グリップから手が滑りやすい時は、チョークやリフティング・ストラップを使えばグリップが安定しますし、タコができる可能性を低くすることもできますよ。
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Image: Victor Freitas
Source: Tweezerman
Beth Skwarecki – Lifehacker US[原文]