アウトドアに理想的なフライパンはこの形だった。省スペース型クッカー「Hex Mess Kit」を使ってみた

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アウトドアに理想的なフライパンはこの形だった。省スペース型クッカー「Hex Mess Kit」を使ってみた
Photo: 吉田 祥平

ライフハッカー[日本版]より転載:

キャンプでの料理はキッチンでの料理のより制約が多く、フラストレーションがたまるもの。そんな非日常感が良さでもあるのですが、非日常のムードを盛り上げつつ、負担をグッと軽減してくれる、そんな有能なクッカーはキャンプには必要不可欠です。

Hex Mess Kit(ヘックス・メス・キット)」は、料理をするキャンパーの肩の荷を軽くしてくれるコンパクトさと、ひとつひとつの道具に温かみを感じるデザイン性が魅力のクッカーセット。お弁当箱くらいの大きさに、コップ、ボウル、コンテイナー、スパチュラ、フライパン、カトラリーがすべて入っており、これ1つで料理と食器まですべて用意できる、優秀なアウトドアクッカーです。

クラウドファンディングサイトmachi-yaでは、開始1週間を待たずに支援額が50万円を突破し、早くも話題のプロジェクトとなっている「Hex Mess Kit」。今回は、実物をアウトドアで使用しながら感じたことなどをお伝えします。

食器、コップ、フライパンを効率的に収納

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Photo: 吉田 祥平

9 in 1の「Hex Duo Mess Kit」には、以下のものがすべてついてきます。

・こびりつきにくく、こぼれにくい六角形フライパン(20センチ幅)

・多目的ボックス・木製スパチュラ(日本のイトスギを木材として採用)

・伸縮・取り外し可能なスポーク(スプーン兼フォーク)×2

・900mlミニボウル×2

・折りたたみコップ×2

すべて出してみるとアイテム数は多いのですが、まとめてしまうと本当に小さく収納できるのが特徴です。この理由は、HEXが採用したネスティング構造にあります。これは、同等サイズのものを緻密に重ね合わせすることによって、最大限のスペースを確保するというもの。たくさんのアイテムを効率的に収納できます。

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Photo: 吉田 祥平

しかも、重量はこれだけ入ってたったの835g。すべてがお弁当サイズにまとまり、カバンやバックパックに入れてもかさばらずに収納できます。

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Photo: 吉田 祥平

使いながら温かみを感じられるデザイン性

器やフライパンの六角形の個性的な形のほか、色はパステルカラーで統一してあるなど、温かみのあるデザイン性が「Hex Mess Kit」の魅力。

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Photo: 吉田 祥平

つい作業的になりがちなアウトドアの料理を、肩が凝らないホッとする時間に変えてくれます。

軽量化のため、フライパン以外のアイテムは樹脂製の素材を使用しています。使えばわかるのですが、よく見る硬いプラスチック食器とは違う、シリコンや化学物質BPAフリーのポリプロぺリンを使用した柔らかな手触りが印象的です。

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Photo: 吉田 祥平

スパチュラ(ヘラ)に関しては日本のイトスギを採用し、使いながら、癒しを感じられる道具に意識を置いているのがわかります。

柔軟性抜群のパスタも茹でられるフライパン

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Photo: 吉田 祥平

登山クッカーやアウトドアクッカーでありがちなのが、口が小さくて料理がしにくかったり、テーブルなどに一時置きしたときに倒れてしまったり、アルミ製で焦げ付いてしまったり、といったアクシデントです。「Hex Mess Kit」に付属する六角形のフライパンは、口の広さが20cmもあるため、本当に食べ物をこぼしにくいんです。がんばればチャーハンさえ作れそう。

テーブルに置いても安定するのもありがたく、硬質アルマイト加工のフライパンなので何を作ってもこびりつかない。フライパンってどこの家にもあるけど、アウトドアには普通持っていかないものなので、これは目からウロコでした。

また、フライパンと言ってもある程度の深さがあるため、パスタも茹でられますし、「Hex Duo Jumbo Kit」でフライパンを2枚使えば、パエリアといったお米料理まで作れてしまいます。

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Photo: 吉田 祥平

付属の木製のスパチュラは、木製なので耐久性が心配だったのですが、アルマイト加工を傷つけないだけでなく、六角形のフライパンの端から端までぴったりと形が合う形状で設計されているのが強みとなっています。

カトラリーはハンズフリーにもできる

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Photo: 吉田 祥平

アウトドアで食事をしているときに意外と困るのがフォークやスプーンといったカトラリーを置く場所がないこと。

「Hex Mess Kit」のカトラリーはすべて自立もできますし、持つ部分に切れ目が入っているので、ボウルのヘリにひっかけることも可能です。

アウトドア料理にチャレンジするなら一考の価値あり

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Photo: 吉田 祥平

「Hex Mess Kit」は、アウトドア環境にコンパクトなフライパンを持ち込むという斬新なアイデアを実現したプロダクト。普段料理をしている人でさえ、アウトドア環境となると制約が多く、なかなか普段のような感じで料理がしにくいのですが、「Hex Mess Kit」はフライパンを持ち出すことで様々な制約を取り払ってくれる貴重な存在だと感じました。

アウトドア料理に初めてチャレンジする人や、料理の幅を広げたい人、効率的な収納性や軽量さも妥協したくない人にとって、「Hex Mess Kit」は一考の価値があるプロダクトだと思います。「Hex Mess Kit」のネスティング(重ね合わせ収納)はいくつ持っていても可能なので、ファミリーや大人数のアウトドアシーンに対応できる拡張性も評価ポイント。フライパンが2枚がついている「Hex Duo Jumbo Kit」があれば、さらに作れる料理が広がりそうですね。

「Hex Mess Kit」はmachi-yaまだプロジェクトを開始して1週間ほどですが、50万円を達成し人気を集めています。ぜひ以下のリンクから詳細をチェックしてみてください。

>>「Hex Mess Kit」のクラウドファンディングページはこちら

Source: machi-ya