コーヒーはドリッパーを使ってじっくり抽出したいものですが、忙しい朝にはケトル片手にのんびり淹れる時間もありません。

クレバードリッパー』は、カップやサーバーに置いた瞬間にコーヒーが抽出されるコーヒードリッパーです。お湯は入れっぱなしでOKなので、先に朝の出発準備ができます。

サーバーに置いた瞬間にコーヒーが下から出る

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Photo:藤加祐子

このGIF動画のように『クレバードリッパー』をサーバーに乗せた瞬間、下からコーヒーが出てきます。

『クレバードリッパー』はペーパーフィルターをセットしコーヒー粉を入れます。適量のお湯を注ぎスプーンでかき混ぜたら、ふたをして待つだけ。

一般的なドリッパーのように、何度もお湯を注ぐ必要がないので手間がかかりません(フィルターは底が平らな物をお使いください)。

Sサイズは300ccまでLサイズ500ccまでお湯が入れられます。抽出時間はいずれも3~6分、お好みでどうぞ。本体は樹脂製でクリアタイプですが全体が濃い茶色なので、コーヒーサーバーと一緒に使った方が無難です。

お湯の量を調整しSサイズで1人分のコーヒーを作るだけなら、マグカップに直接『クレバードリッパー』を置けば洗い物が減らせます。

ドリッパーなのにサイフォンみたいに泡が立てられる

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Photo:藤加祐子

例えば、サイフォンでコーヒーを淹れる際には、スプーンでかき混ぜて泡(クレマ)を立てます。この泡を出すことで、コーヒーのコクや味が引き出せます。

実際に、同じ豆でお湯を注いだだけのコーヒーと、泡を立てたコーヒーを飲み比べてみました。やはり、スプーンでかき混ぜるひと手間でコーヒーのコクが一段と引き立ちます。

また、ペーパーフィルターを使用するので、コーヒーの油脂や雑味が取り除かれスッキリとした仕上がりになりますし、後片付けも簡単です。

『クレバードリッパー』は、サイフォンの良さとペーパードリップの手軽さを組み合わせた、新しい発想のドリッパーと言えるでしょう。

ドリップの秘密はバルブにあり。各国で特許を取得

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Photo:藤加祐子

リッパーの底にはシリコン製のバルブがあります。底面が押し上げられることによりバルブが開き、コーヒーが出てくる仕様です。

『クレバードリッパー』は日本、韓国、カナダなどで特許を取得。まさに「Clever=賢く旨い」コーヒードリッパーです。

Photo: 藤加祐子

Source: クレバーコーヒードリッパー| E.K.INT'L